今回のお話は、
「続けることで見えてくる、自分の本音」
についてです。

毎日ブログを書く。
ホームページを書き換える。
そんな一見地味な取り組みの中に、
実は“自分が本当に大切にしていること”が隠れているのかもしれません。
今回は、
ある町工場の社長のお話と、
私自身の体験を通して、
「気づきとは何か」についてお伝えします。
それでは詳しくご紹介します。
目次
― 365日ブログを書き続けた町工場の社長 ―
以前、ある町工場の社長のお話を聞かせていただきました。
その方は、
365日ブログに挑戦されていました。
最初は、
「昼に書こう」
と思っていたそうです。
・昼は電話も鳴る。
・現場対応も入る。
・来客がある。
気がつけば夜になってしまう。
そこで社長は、
「朝早く会社へ行って書こう」
と決めたそうです。
毎朝、
誰もいない時間に会社へ行き、
静かな工場でブログを書く。
その習慣を続ける中で、
ある日、気づいたことがあったそうです。
「社員、こんなに現場ってくれてたんや」
この会社では、
機械が24時間動いています。
社長自身は、
いつも「2台が動いている」という認識でした。
でも4台がフル稼働していたのです。
社員さんたちが、頑張ってくれていたのです。
朝早く行くようになって気づいた。
「社員に感謝やなと思った」
そう話されていました。
さらに、
365日分のブログを読み返した時、
もう一つ気づいたことがあったそうです。
「自分、感謝のこと、よう書いてるな」
自分では意識していなかった。
でも、
毎日書き続けたからこそ、
自分が何を大切にしている人間なのかが見えてきた。
私は、
この話がとても印象に残りました。
私も、同じような体験をしました。
じつは最近、
私自身も同じような体験をしました。
ゴールデンウィーク中、
私はずっとホームページを書き換えていました。
「あきない実践道場」
「あきない接点道場」
「特訓道場」
文章を書き直し、
構成を考え、
何度も自分に問いかけました。
「自分は、何を届けたいんやろう?」
すると、
だんだん見えてきたことがありました。
それは、
「私は、中学時代の担任の先生のように関わりたいんや」
ということでした。
私は、
単に経営を教えたいわけではなかった。
ノウハウだけを渡したいわけでもない。
もっと深く関わりたい。
うまくいっている時だけではなく、
悩んでいる時も、
迷っている時も、
苦しい時も、
相談してもらえる存在でありたい。
困った時に、
「あ、NNAに相談しよう」
と思い出してもらえる存在でいたい。
私は、
ホームページを書き換えながら、
「中学時代の担任の先生みたいに関わりたいんや」
という、自分の本音に気づいたのです。
「NNAは寄り添ってくれる」の意味
卒業生の方々から、
よくこんな言葉をいただきます。
「NNAさんは寄り添ってくれる」
以前は、
「ありがたいな」
と思うだけでした。
でも最近、
ようやくその意味を、
自分の中で少し言葉にできるようになってきました。
私たちは、
売上げだけを見ているのではありません。
利益だけでもありません。
経営者の迷いも、
後継者の不安も、
社員との葛藤も、
全部含めて関わりたい。
だから少人数なんです。
だから、
毎月1on1もする。
だから、
卒業後も関係が続く。
効率だけを考えたら、
もっと違うやり方があるのかもしれません。
でも私は、
人との関わりを何より大切にしたいのです。
気づきとは、「自分の本音が見えること」
気づきというと、
新しい知識を得ることだと思われがちです。
でも本当は、
「自分は何を大切にしているのか」
に気づくことなのかもしれません。
町工場の社長は、
ブログを書き続けたことで、
社員への感謝に気づいた。
私は、
ホームページを書き換え続けたことで、
「人に深く関わりたい」
という本音に気づいた。
やってみないと、
見えないことがある。
続けてみないと、
言葉にならない想いがある。
だから私は、
これからも、
人と深く関わる仕事をしていきたいと思っています。
まずは「毎日少し続ける」ことから始めてみる
もし今、
- 自分は何を大切にしたいのか分からない
- 会社の方向性に迷っている
- 本当にやりたいことが見えない
そんな時は、
まずは小さく続けてみてください。
毎日、短くてもいい。
ブログを書く。
日記を書く。
ホームページを書き換えてみる。
社員のことを振り返ってみる。
すると、
少しずつ、
「自分は何を大切にしているのか」
が見えてくるかもしれません。
経営で行き詰まった時、
一人で抱え込まないでください。
経営には、
数字だけでは解決できない悩みがあります。
社員のこと。
後継者のこと。
採用のこと。
これから先のこと。
私たちは、
答えを押し付けたいわけではありません。
まずは、
今の状況を一緒に整理するところから、
お手伝いしたいと思っています。
投稿者プロフィール

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1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
立志立命式代表世話人。
中小企業に従事した自らの体験を踏まえ、コンサルタントとしてこれまで1300社以上の指導実績を持つ。
また豊富な現場経験から生み出された1位づくり戦略をはじめ多彩なテーマで年間100回以上のセミナーを行い、実践的かつ即効性がある好評を博している。
自ら主催する経営塾「あきない道場」には、全国からたくさんの経営者が参加。その理論を実践し短期間に多くの成功事例を生み出している。
著書には、『小さな会社★採用のルール』をはじめ、『「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社』、『小さな会社☆No.1のルール』、『小さな会社☆集客のルール』、『スゴい仕掛け』など、いずれもAmazonカテゴリーで1位を獲得している。



