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内勤営業育成専門コンサルタント 藤原紀子のブログ

内勤営業育成専門コンサルタント 藤原 紀子

Off-JTの学びを成果につなげるには?~学びを組織の財産にする仕組みづくり~

「研修に参加しても、なかなか現場で活かされない」

企業の人材育成担当者や経営者の方から、このような悩みを聞くことがあります。

先日、内勤営業育成講座にご参加いただいている穴子専門 株式会社海昇様への取材で、Off-JT(社外研修)の学びを成果につなげるヒントを伺うことができました。

穴子専門店 海昇 社長インタビュー メイン画像

穴子専門株式会社海昇 代表 相田様のインタビュー記事はこちら

学びを共有する時間をあえて作る

海昇様では、受講者が講座で学んだ内容を社内で共有する時間を設けています。

社長の相田様は、毎週の会議の中で15分程度の発表時間を確保し、受講者が学んだ内容を社員へ伝える機会を作られていました。

「最初はなかなか伝わらなくて苦労していましたね。でも、それが本人の成長につながっていると思うんです。」

この言葉がとても印象的でした。

研修は受講しただけでは成果になりません。学んだことを整理し、自分の言葉で伝えようとする過程が理解を深め、実践につながるからです。

学びはアウトプットしてこそ定着する

学んだことを人に伝えるためには、

  • 何が重要だったのか
  • なぜ重要なのか
  • どのように伝えれば相手に伝わるのか

を考える必要があります。

このプロセス自体が学習効果を高めると言われています。

月に一度の講座で得た学びを、毎週少しずつ社内で共有する。

その積み重ねによって理解が深まり、行動変容が生まれます。

そして、学んだ人だけが頑張るのではなく、組織全体で営業活動に取り組む「全社営業」の土台づくりにもつながります。

「共有してください」だけでは定着しない

講座参加者からは、

  • 社内で共有する時間がない
  • 周囲の協力が得られない
  • 忙しくて実践できない

という声をいただくことがあります。

私自身も講座終了後の報告メールで、「ぜひ社内共有の機会を作ってください」とお願いしています。

しかし今回の取材を通じて感じたのは、「共有してください」と伝えるだけでは十分ではないということです。

別の企業の上司の方の取材は、

「忙しくて話を聞く時間を取れなかった」

と話してくださいました。

また別の方は、

「会議の中で共有する時間を設ければよかった」

と振り返っておられました。

皆さん学びを大切にしたいと思っていても、日々の業務の中で実践することは簡単ではありません。

学びを組織の財産にする仕組みづくり

学びを個人の中だけで終わらせるのか。

それとも組織全体の財産にするのか。

その違いを生むのは「共有の仕組み」です。

例えば、

  • 定例会議で5〜15分の共有時間を設ける
  • 学んだ内容を社内チャットで発信する
  • 報告シートを作成する
  • 上司との1on1で振り返りを行う

といった取り組みでも十分効果があります。

重要なのは、「共有しなさい」ではなく、「共有できる環境を作る」ことです。

まとめ

Off-JTの効果を最大化するためには、学ぶ機会だけでなく、学びを共有する仕組みづくりが欠かせません。

受講者本人の努力だけに任せるのではなく、経営者や上司が学びを共有できる場を設計することで、研修の成果は組織全体へ広がっていきます。

今回の取材を通じて、改めて「学びを成果につなげるのは仕組みである」と実感しました。はなく、「共有できる場を作る」ことが必要です。

だからこそ、私から共有できるような仕組みを作って働きかけることが大切だと感じました。

今回の取材を通して、学びを成果につなげるためには、学ぶ機会だけでなく、共有する仕組みも大切なのだと改めて感じました。

投稿者プロフィール

藤原 紀子
藤原 紀子
ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師

自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。

2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「内勤営業育成講座:全10回講座」を企画開講し現在も継続中。

高槻商工会議所様、大阪産業創造館様、大阪労働協会 osakaしごとフィールド様、一般社団法人 住生活リフォーム推進協会(HORP)様にて研修を担当
内勤営業育成コンサルタント 藤原 紀子
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