今回は、大阪市中央区の大阪城公園内、大阪城二の丸南側に鎮座する出世開運の神様 大阪 豊國神社をご紹介いたします。

ランチェスター研修会社 NNAで内勤営業の育成を行う藤原紀子です。

秋晴れの気持ちの良い日曜日に、大阪城公園を散策しに行ってきました。
辺りは紅葉と青い空がとてもきれいでした。

歩いていると豊國神社がありました。
豊臣秀吉のみを主祭神とする京都の豊国神社は、「とよくに」と訓読みをするのに対して、ここ大阪の豊国神社は、「ほうこく」と音読みで、豊臣秀吉、秀吉の子秀頼、秀吉の弟秀長を御祭神とする神社です。

豊臣秀吉は、慶長3年（1598）に死去すると神格化され「豊国大明神」として京都をはじめ、秀吉と縁のある各地に豊國神社が建てられました。しかし、大坂夏の陣で豊臣家は滅亡。その後、徳川家康の命で神号は廃され、神社の社領は幕府が没収。そして放置されていたそうです。

そこから約260年経った1868年（明治元年）
明治天皇が、豊臣秀吉を祀る豊国神社の建立を命じ、復興・再建されました。
大阪では明治12年に京都の豊国神社の分社として創建されました。

当時、大阪城は陸軍省の所轄だったため、神社を建てることができず、現在の大阪市中央公会堂の地に創建し大正元年には、府立図書館の西方の公園内に遷座（移転）したそうです。

再び移転の話があったそうですが、そんな時、太平洋戦争勃発。
移転は中止され、1943年（昭和18年）には、金属類回収令により豊臣秀吉像は供出されてしまいました。2007年（平成19年）4月17日、64年ぶりに彫刻家中村晋也により豊臣秀吉像が復元されたそうです。

大阪城豊國神社 – Google マップはこちら