長崎県対馬市は、海洋ゴミの問題をはじめとする様々な課題に直面しています。そこで、未来に明るい希望を見出すための勉強会を開催しました。

目次
地域課題を考えるイベント開催
ランチェスター研修会社 NNAで内勤営業の育成を行う藤原紀子です。
2023年9月10日に「青空教室」というイベントを開催しました。青空教室は、地域課題について考える交流勉強会です。会場は「対馬グランドホテル」です。大人も子供も、島内の人も島外の人も一堂に会しました。
対馬の良さを再認識し、更に理想の未来を描くことを目的としました。対馬ビルサービスさんとの共催です。
半年くらい前から計画し、ミーティングを繰り返しました。未来を明るく輝かせるために私たちができることを模索しました。
ただ学んで終わりではなく、楽しい場作ること。そして実現に向けて歩むキッカケになること。そんな思いを持って、チームで準備を進めてきました。
青空教室当日は、約40人の参加者が集まりました。くじ引きで5~6人のグループに分かれ、ワークショップ形式で進めて行きました。
まずは、ウォーミングアップからスタートです。初めて会う人も多く緊張していく人もいます。そこで、参加者同士仲良くなり、リラックスできるようなワークを行いました。
会場は一気に笑顔と楽しそうな声に包まれました。


対馬の現状把握
勉強会の最初は、対馬の現状把握です。「対馬のことを知らない参加者に、対馬のことを教えてください」と投げ掛けました。グループごとに意見を出し合い、模造紙に書き込んでいただきました。
ネガティブな話題が出てくるかと思っていました。しかし実際はそうではなく対馬の良いところがどんどん挙げられました。みんな対馬のことが好きなんだなと感じました。


理想の未来を描くための準備
その後、各自で自分自身の好きなことや得意なことを書き出してもらいました。そしてグループ内で共有しました。これは、各自のスキルや情熱を理想の未来の実現に活かすため。楽しんで関わることが実現するための1つの方法だと考えました。
得意なこととは。
「人よりほんの少し努力するのが辛くなくてほんの少し簡単にできること」
この言葉は、NHKの朝ドラ「エール」の中で、私の印象に残っている言葉です。
なかなか書けない子供さんもおられました。でも、大人たちが対話して好きなことや得意なことを引き出していました。会場のあちこちで、同じような光景が見受けられ、ほのぼのとした気持ちになりました。
大人と子供が一緒に対話しながら進められるのが一番いいところだと感じました。
理想の未来を描き共有
次に、どんな未来を実現したいかについてのワークです。自由にポストイットにアイデアを書き込みます。そして、グループで対話しながら、模造紙にポストイットを貼っていきました。
大きな模造紙は理想の未来でいっぱいになりました。
最後は、理想の未来の発表です。
理想の未来でいっぱいになった模造紙を持って壇上に上がって頂きました。そして描いた理想が実現したというイメージで発表をしていたきました!
この瞬間、会場は笑顔と拍手に包まれました。


ご参加いただいた方々から嬉しい声が多く寄せられました。
「自分たちでも気づいていない対馬市の魅力を再発見した」
「改めて対馬について考え直すいい機会だった」など。
子供たちも「大人の人といろんな話ができて楽しかった」
「また参加したい」などという声があがりました。
楽しんでくれたようでした。
この地域課題を考える「青空教室」が対馬の地域社会を活性化させる一歩となればいいなと思いました。
投稿者プロフィール

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ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師
自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。
2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「内勤営業育成講座:全10回講座」を企画開講し現在も継続中。
高槻商工会議所様、大阪産業創造館様、大阪労働協会 osakaしごとフィールド様、一般社団法人 住生活リフォーム推進協会(HORP)様にて研修を担当
内勤営業育成コンサルタント 藤原 紀子