「ランチェスター1位づくり戦略」であなたの会社が強くなる

「ランチェスター1位づくり戦略」であなたの会社が強くなる

地域密着型ビジネスの強化 ストーリーチラシによる感性マーケティングの実践

今回は、感性マーケティングの一環としての「ストーリーチラシ」作成の手法についてお伝えします。地域や期間を定め、自己紹介から始め、FUVSの法則を活用して顧客との関係を深め、キャンペーンへとつなげるプロセスです。

売り込まなくても売り上げアップ!
少なくチラシで多くの反響を得る!
共感マーケティングとは?

第3章:お客さまの感性に訴える「ストーリーチラシ」の作り方

感性マーケティングの手法に、挨拶チラシを発展させた「ストーリーチラシ」があります。
チラシ以外のツールを作る際や、接客法にも有効な考え方です。

ストーリーチラシは下記5つの手順に沿って作ると良いでしょう。

1.「地域」と「期間」を設定

チラシを作るにあたっては、配布する「地域」と、どのくらいの「期間」で展開するかを決めます。
個人店なら、500m圏内に、隔週1回で計3カ月に6回が目安です。
期間の終わりには、キャンペーンやイベントなどを設定しましょう。

2.まずは自己紹介から始めよう

1回目のチラシは自己紹介のみ。
店の住所や電話番号、商品などは載せません。
接客の場合なら、まずは世間話から始めるといった感じです。
お客さまは人柄に共感できる相手から商品を買いたいと思っていますから、どんな人かもわからないうちから商品を売り込まれても、しり込みしてしまうでしょう。

3.「FUVSの法則」でお客さまとの関係を深める

2~5回目のチラシでは、自分のことや身の回りのことなどを伝えていきましょう。
まずは「F (family)」から始めて、子どもの頃の体験や初めての釣りの感想などを書いていきます。
そういう経験があって今の自分が、お店があるというストーリーを知ってもらうのです。

「プライベートな話なんて、お客さまは興味がないのでは?」と思うかもしれません。
でも仕事の話だけだと、どうしてもよく見せようとするため、取りった感じになります。
それに、これだけ情報があふれている時代ですから、売り文句はお客さまも見飽きているのです。

個人が発信した日常の何気ないつぶやきがツイッターで話題になるように、あなたの素が見える情報の方が、お客さまは面白がって読んだり聞いたりしてくれるでしょう。

4.チラシの回数を重ねてキャンペーンにつなげる

5回目のチラシでは「キャンペーンを予定しています」と予告し、商売にかける情熱や、商品に込めた思いをしたためましょう。
ここで、とってつけたような美麗句を並べるのはNGです。
文章を書き慣れていなくても、心からの思いを書いたほうが共感してもらえるものです。

5.キャンペーンの告知をしよう

そして6回目で、いよいよキャンペーンを告知します。

告知チラシだけだと、DMと同じように「自分には関係ない」と捨てられてしまうことが多いですが、1~5回目であなたの人となりやあなたのお店について伝えることで、「あの店で何かやっているなら行ってみよう」と思うお客さまを増やすことができるのです。

また、5回目で予告しておくことで、6回目のチラシが送られてきたときに「前回のチラシで言っていたのはこれか」と、目に留まりやすくなります。

さぁ今日はここまで!
私の経験や知識、考えが、あなたの人生に少しでも影響を与えることがあるのであればこれほど嬉しいことはありません。
本日もお付き合いくださり、ありがとうございます。

効果的なチラシの作り方・営業の仕組みづくりはあきない接点道場でお伝えしております。

投稿者プロフィール

佐藤元相
佐藤元相
1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
中小企業に従事した自らの体験を踏まえ、コンサルタントとしてこれまで1300社以上の指導実績を持つ。
また豊富な現場経験から生み出された1位づくり戦略をはじめ多彩なテーマで年間100回以上のセミナーを行い、実践的かつ即効性がある好評を博している。
自ら主催する経営塾「あきない道場」には、全国からたくさんの経営者が参加。その理論を実践し短期間に多くの成功事例を生み出している。

著書には、『小さな会社★採用のルール』をはじめ、『「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社』、『小さな会社☆No.1のルール』、『小さな会社☆集客のルール』、『スゴい仕掛け』など、いずれもAmazonカテゴリーで1位を獲得している。
instagram Youtube

お問い合わせ・ご相談

NNA株式会社

大阪市北区天神橋3-2-10 スリージェ南森町ビル2階
TEL: 06-6355-5546
E-mail: webmaster@nna-osaka.co.jp

お問い合わせフォーム
PAGE TOP