今回は、対馬観光物産協会の西護氏が語る、対馬観光の現状と未来についてお伝えします。観光資源の活用や今後の課題に焦点を当て、地域創生のヒントを探ります。

こんにちは。9月13日金曜日 対馬ツアー2024「座談会~地域創生~」を開催しました。そこでご講演をいただきました対馬の観光を支える西護(にし まもる)さんの取り組みについてご紹介します。
西さんは、対馬観光物産協会に長年勤め、観光業に情熱を注いできました。特に印象的だったのは、対馬の自然と歴史をいかにして観光客に届けるかを模索している姿です。
対馬は、韓国に近く、かつては韓国から多くの観光客が訪れていました。しかし、リーマンショックや東日本大震災、そしてコロナ禍によってその数は大きく減少しました。それでも、西さんは諦めませんでした。
彼は「ニッチな観光資源を活かした特別な旅」を提案しています。野鳥観察や登山、歴史探訪、そしてゲームやアニメの舞台となったスポットなど、対馬ならではの魅力を掘り起こし、多くの人々に届けたいと考えています。
また、西さんは「ブラタモリ」や「ゴーストオブツシマ」などのメディア出演を通じて、対馬の美しさや歴史を広める活動も行ってきました。これらの取り組みを通じて、国内外から注目を集め、観光業を復活させるために尽力しておられます。
対馬に訪れる日本人観光客は減少傾向にありますが、西さんはそれを逆手に取り、「高い・遠い・長い」旅を「特別な旅」として訴求しようとしています。簡単に行ける場所ではないからこそ、特別な体験ができる場所としての価値を見出していただけないかと考えておられました。
観光業だけでなく、地域の課題にも取り組んでいる西さんの姿勢は、地域を愛する気持ちや、地域の未来を見据えた行動の大切さを教えてくれました。


今回の対馬に関する講演を聞いて、対馬が日本の歴史や自然においてとても大切な場所であることがよくわかりました。対馬は昔から朝鮮半島との交流や防衛の要所として活躍してきた地域で、その歴史的な役割に感銘を受けました。
また、観光については、自然の美しさや特有の文化を活かして、ニッチな分野に焦点を当てることで、もっと多くの人に魅力を伝えることができると感じました。対馬の未来が、地域資源を活かした持続可能な観光でさらに発展していくことを願っています。
西 護 様(対馬観光物産協会 事務局長)
対馬観光の最前線で活躍されている西護さんは、長年にわたり対馬の魅力を国内外に発信。特に自然や歴史を活かした観光再生の取り組みが注目されています。
投稿者プロフィール

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ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師
自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。
2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「内勤営業育成講座:全10回講座」を企画開講し現在も継続中。
高槻商工会議所様、大阪産業創造館様、大阪労働協会 osakaしごとフィールド様、一般社団法人 住生活リフォーム推進協会(HORP)様にて研修を担当
内勤営業育成コンサルタント 藤原 紀子