家族経営専門の広報アドバイザーNNA株式会社の永野一美です。
ご縁を頂いた方へお送りさせて頂いてる共感通信「永野さぁ~ん通信」のWEB版です。

先日、真新しいランドセルを背負い通学する女の子を見て、私の小学1年生の時を思い出しました。
始業式の翌日、「学校でしょ。早く起きなさいよ」と、おばあちゃんが起こしに来てくれました。
私:「学校行くの嫌や!」
おばあちゃん:「皆、酒屋さんの前で待ってるよ。」
しぶしぶ学校に行く準備をする私に、おばあちゃんが「なんで学校行くのが嫌なの?」と聞いてくれました。
私:「入学式の日、同じクラスの男子に一人だけメガネなんかして、アラレちゃんか?と言われた。」
おばあちゃん:「そうやったんや。」
次の日もその次の日も、気が進まないまま登校しました。
ある日、隣の席の安西さんが「そのメガネ、かわいいね!」と言ってくれました。びっくりして顔をみたら、にこっと笑ってくれて少しだけ嬉しくなりました。
家に帰ると、おばあちゃんが「今日は、学校どうだった?」と聞いてくれました。
「隣の席の安西さんに、メガネかわいいね!と言われた」と話すと、「それは良かったね!」と大げさなくらい喜んでくれました。
学校から帰るとおばあちゃんが毎日「今日は、学校どうだった?」と聞いてくれるようになりました。
おばあちゃんの喜ぶ顔を見たくて、「今日は給食、全部食べれたよ」「今日は国語の時間にこんな字を習ったよ」と学校であった出来事を話すようになりました。
毎日、おばあちゃんに学校での事を話すことで、自分でも「今日もがんばれた」と思えるようになり、学校に行くのが嫌でなくなりました。
桜が咲く季節になると思い出す私の忘れられない思い出です。
投稿者プロフィール

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メンタルラボ認定講師
自己効力感を高める宝物ファイル認定講師
メルカリアンバサダー
東京都外国人おもてなしボランティア
児童養護支援協会ポーラスター認定ボランティア
出身:大阪府大阪市
趣味:上手くなりたいゴルフ・山登り
従業員30人以下の中小企業へ広報のアドバイスや支援を行う。
お客さまには、住宅会社・工務店・製造業が多い。
広報アドバイザー 永野一美