こんにちは。
1位づくり戦略コンサルタントの佐藤です。

私は、会社はお金儲けをするためだけの場所ではないと考えています。
会社に関わるみんなが幸せになる。
それが、会社を経営する大切な目的だと考えています。
お客さまに喜んでいただく。
社員が仕事を通して成長する。
社員の家族も幸せになる。
会社に売上と利益が生まれる。
その利益から新しい投資ができる。
そして、さらにお客さまの役に立つことができる。
そんな循環をつくることが、経営ではないかと思っています。
では、人が幸せになるために、会社で何ができるのか。
その一つとして、私は毎朝の朝礼をとても大切にしています。
目次
幸せになるための学問を、毎朝学ぶ
私の会社では、毎朝、仕事を始める前に芳村思風先生の感性論哲学を学んでいます。
現在は『人間の格』をみんなで輪読しています。

哲学とは、人が幸せになるための学問です。
難しい言葉を覚えるために読んでいるわけではありません。
一人ずつ文章を読みます。
読み終わったら、
「どこが心に残った?」
「何を感じた?」
と、それぞれが感じたことや気づいたことを話します。
毎朝、少しずつです。
一度読んだからといって、すぐに何かが変わるわけではありません。
今日読んで考える。
人の話を聞く。
自分の考えを話す。
そして、また明日考える。
私も社員と一緒に学びます。

そんな時間をコツコツと積み重ねています。
続けていると、少しずつ「問い」が出てくるようになりました。
「仕事とは何だろう?」
「何のために働くんだろう?」
「人の役に立つとは、どういうことだろう?」
そして、
「自分は何のために生きるんだろう?」
そんな問いです。

私は、この問いを持つことが大切だと思っています。
「この順番が大切だと思いました」
今回の朝礼では、本物の人間であるための三つの条件について学びました。
一つ目は、
「不完全性の自覚から滲み出る謙虚さ」
二つ目は、
「より以上のものを目指して生きる」
三つ目は、
「人の役に立つ存在になること」
芳村思風先生は、この三つの「順番」を何より大切にされています。
人の役に立つことは大切です。
しかし、いきなり三番目の「人の役に立つこと」を目指すのではありません。
最初に、自分は不完全な人間であることを自覚する。
そこから謙虚さが生まれます。
次に、今の自分に満足せず、より以上を目指して自分自身を磨いていく。
そして最後に、自分が磨いてきた能力を人の役に立てる。
この順番です。
朝礼でも、この「順番」について話が広がりました。
人に喜んでもらいたい。
人の役に立ちたい。
その気持ちは大切です。
しかし、自分を磨くことよりも先に、
相手に気に入ってもらうことを求めてしまうと、
相手に合わせるだけになってしまうことがあります。
自分自身を見失ってしまうこともあります。
私も改めて、
「この順番が大事なんやな」
と感じました。
まず、自分の不完全さを知る。
謙虚に学ぶ。
より以上を目指して、自分を磨く。
そして、その能力を人の役に立てる。
人の役に立つことだけを最初に求めるのではありません。

まず、自分自身を磨くことが必要なのだと学びました。
謙虚さには、本物の強さがいる
そこから朝礼では「謙虚さ」の話になりました。
私は謙虚さという言葉が好きです。
今回、私が特に心に残ったのは、
人間は不完全である。
だからこそ謙虚でなければならない。
謙虚であるためには、人間としての自信と本物の強さが必要だということでした。
謙虚というと、
弱い。
自分の意見を言わない。
相手に合わせる。
そんなイメージを持つこともあるかもしれません。
しかし、そうではありません。
自分が不完全であることを認める。
人の話を聞く。
自分とは違う考えにも耳を傾ける。
自分が間違っている可能性も受け入れる。
これは簡単なことではありません。
私は朝礼の中で、
「本物の強さって何やろう?」
と考えました。
そして、
「やっぱり志やと思うねん」
と話しました。
自分は人生を通して何をしたいのか。
何のために生きるのか。
そこをしっかり見て立つ。
人間の心は揺れます。
私の心も揺れます。
そんな時、自分が何を大切にして生きるのか。
そこに戻ることのできるものが、志なのだと思います。
人と対話することで、自分が分かる
そして朝礼では、対話についても話しました。
人は不完全である。
完全な人間はいません。
私は人として本当に不完全です。

だから人と話す。
違う考えを聞く。
自分とは違う意見に出会う。
そこで初めて、
「自分は、こういう考え方をしていたんだ」
と気づくことがあります。
私は朝礼で、
「人と対話することで、自分のことが分かると実感してる」
と話しました。
自分と気の合う人から学ぶこともあります。
一方で、自分と意見の違う人から学ぶこともあります。
感性論哲学では、対立する人から学ぶことの大切さを教えていただいています。
違う意見に出会った時、
「なぜ、この人はそう考えるんだろう?」
と考える。
そして、
「自分には見えていないものがあるのではないか」
と、自分にも問いかける。

そこに人間としての深さや広さが生まれるのではないかと思います。
仕事とは何か?
こうした朝礼を続けている中で、私は改めて考えました。
「仕事とは何だろう?」
会社で仕事をする。
売上をつくる。
給料をいただく。
生活する。
もちろん、それも仕事の大切な一面です。
しかし、それだけではないと思っています。
今回の輪読にあった、
「人の役に立つ存在になること」
という言葉。
私は、ここに仕事の大切な意味があると感じています。
仕事を通して技術を身につけます。
知識を学びます。

人との接し方を学びます。
失敗することもあります。
対立することもあります。
また、物事がうまくいかず、悩むこともあります。
そうして仕事を続ける中で、人は少しずつ成長して能力を高めていくのです。
では、その能力を何に使うのか。
私は、人の役に立つためだと思っています。
私の仕事の意味と価値
改めて、
「私にとって仕事とは何か」を書き出してみました。
仕事とは人生そのものです。
人生は仕事にあります。
仕事は、人の役に立つ能力を磨くことにあります。
仕事は、貢献する意図を持つことにあります。
仕事は、社会を動かしています。
仕事は、家族を幸せにすることにあります。
仕事は、地域を支えることにあります。
仕事を通して、人間関係をつくる能力を高めることができます。
仕事を通して、知識を学ぶ機会を得ることができます。
仕事を通して、人は学び、成長します。
仕事によって、人生のしっかりした基盤をつくることができます。
仕事は、自分自身そのものです。
仕事は、人生の宝ものです。
仕事は、自分の幸せそのものです。
仕事を通して、多くの人を笑顔にすることができます。
そして、仕事があるから、人から感謝していただくことができます。
これが、今の私が考えている仕事の意味と価値です。
「ありがとう」と言っていただける仕事
どれだけ自分が頑張ったと思っていても、それだけでは仕事の価値にはなりません。
自分が磨いてきた能力が誰かの役に立った時、
仕事の価値が生まれるのだと思います。

そして、
「ありがとう」
という言葉をいただく。
その結果として、会社には売上や利益が生まれます。
私は、お金だけを仕事の目的にはしたくありません。
お客さまに喜んでいただく。
売上と利益が生まれる。
社員と家族が幸せになる。
新たな投資ができる。
そして、さらにお客さまの役に立つ。

私は、この循環をつくっていくことが経営だと考えています。
朝礼で答えを教えているわけではありません
毎朝、哲学を学んでいますが、
「これが正しい答えです」
と私が社員に教えているわけではありません。
同じ文章を読んでも、感じるところは違います。
社員の話を聞いて、
「なるほどな」
と思うこともあります。
自分にはなかった見方に気づくこともあります。
私自身も一緒に考えています。
仕事とは何か。
幸せとは何か。
人の役に立つとは何か。
どう生きたいのか。
すぐに答えが出るものではありません。
答えを合わせる必要もありません。
問いを持つ。
自分で考える。
人の話を聞く。
そして、また考える。
その学びをコツコツと積み重ねていく。

私は、朝礼をそんな場にしていきたいと思っています。
まとめ
私は、会社はお金儲けをするためだけの場所ではないと考えています。
会社に関わるみんなが幸せになる。
そのために仕事があります。
そして仕事を通して、私たちは自分を磨くことができます。
自分の不完全さを知る。
謙虚に学ぶ。
より以上を目指して努力する。
そして、磨いた能力を人の役に立てる。
お客さまに喜んでいただく。
仲間の役に立つ。
家族を幸せにする。
地域や社会を支える。
その中で自分自身も成長していく。

私にとって、
仕事とは人生そのものです。
そして仕事は、人生の宝ものです。
私自身、まだまだ学びの途中です。

これからも社員と一緒に、
「仕事とは何か?」
「何のために働くのか?」
「幸せとは何か?」
という問いを持ちながら、毎朝コツコツと学びを深めていきたいと思います。
一つだけ問いかけてみませんか
この記事を読んでくださったあなたに。
「あなたにとって、仕事とは何ですか?」
正解を決める必要はありません。
まずあなた自身が考えてみる。

そして社員の考えを聞いてみる。
仕事のやり方を話す前に、仕事の意味について話してみる。
そこから、今までとは少し違う対話が始まるかもしれません。
今日もありがとうございました。
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「仕事とは何か?」
この問いを深めていくと、
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投稿者プロフィール

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1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
立志立命式代表世話人。
中小企業に従事した自らの体験を踏まえ、コンサルタントとしてこれまで1300社以上の指導実績を持つ。
また豊富な現場経験から生み出された1位づくり戦略をはじめ多彩なテーマで年間100回以上のセミナーを行い、実践的かつ即効性がある好評を博している。
自ら主催する経営塾「あきない道場」には、全国からたくさんの経営者が参加。その理論を実践し短期間に多くの成功事例を生み出している。
著書には、『小さな会社★採用のルール』をはじめ、『「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社』、『小さな会社☆No.1のルール』、『小さな会社☆集客のルール』、『スゴい仕掛け』など、いずれもAmazonカテゴリーで1位を獲得している。



