今回は、自転車で巡った大阪のシンボル通天閣の早朝の風景をお届けします。人がほとんどいない、お店も開店前という静かな通天閣に新世界をゆっくりと巡りました。
目次
通天閣
ランチェスター研修会社 NNAで内勤営業・インサイドセールスの育成を行う藤原紀子です。
大阪に来て早30年も経つのに、大阪のシンボルタワー 通天閣へ行ったことがないな…と、ふと思い、日差しが強くなる前の早朝に、自転車で行ってみました!
高速道路や遠くから見た印象で、小さいように思っていましたが、近くで見上げると、思っていた以上に大きく感じました。現在の通天閣は、2代目で高さは103mあるそうです。
新世界
通天閣の足元に新世界が広がっています。
色鮮やかな看板がぎっしりと並んでいます。コテコテという言葉がぴったりな印象を持ちました。「昔ながらの大阪の雰囲気を感じられる」と言われるので、昔の大阪は、こんな感じだったのでしょう。
大阪と言えば、たこ焼き!
なんだか有名店??のような「たこ焼き かんかん」というお店もありました。
幸運の神の像「ビリケンさん」を、あちこちで見かけました。
新世界市場 地域活性化の取り組み
通天閣から3分程度の場所に「新世界市場」という商店街がありました。
新世界市場は、創立100年以上の老舗商店街ですが、約7割が空き店舗のシャッター通りとなっているのが現状です。
その商店街をの活性化しようという狙いで毎週日曜日に「Weekend Priseless Market」が開催されます。
新世界市場のテーマは、「シャッター街で遊ぼうや!」
合言葉は「これ、なんぼ?」
お店の人との交渉によって値段を決める、全商品に値札のない「マーケット」おもしろそうです!
新世界・通天閣誕生
明治36年(1903年)に開催された、第5回内国勧業博覧会の跡地に歓楽街「新世界」が誕生
その中心部には、遊園地や映画館、芝居小屋があり、通天閣は、その遊園地「ルナパーク」の入口部分にシンボルとして建てられました。
当時、東洋一の高さを誇る初代通天閣の高さは約75m
この通天閣のデザインには、モデルがあったそといいます。
土台の部分は「凱旋門」
塔の部分は「エッフェル塔」をモデルにして作られたそうです。
東洋一の高さも斬新なデザインも人々を驚かせ、また魅了したようです。
そんな通天閣は、戦争で鉄材が必要となり解体されてしまいました。
そして、戦後、地元の人々が立ち上がり、通天閣観光株式会社を設立。
初代通天閣が姿を消してから13年後の昭和31年(1956年)に2代目の通天閣が誕生!
その時、どれだけの人が喜ばれたことか。
いつの時代も地域の人々が立ち上がり、通天閣を中心に新世界を守ろうと活動をしてこられたのですね。
新世界に「福永大神」という稲荷社がありました。
通天閣や新世界が誕生したときに、伏見稲荷社から勧請され、「新世界稲荷神社」とも言うそうです。
大阪のシンボルタワー「通天閣」そして、新世界。
存在はもちろん知っていましたが、行ってみたことで興味が湧き、様々なことを知って、あらためて、また行きたいと思いました。
投稿者プロフィール
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ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師
自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。
2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「リピート客を増やす仕組みづくり講座:全10回講座」を開講し現在も継続中。
2019年 高槻商工会議所にてリピート客を増やす仕組みづくりをテーマに講演
2021年 大阪産業創造館にて3つの講座を担当
2023年 大阪労働協会 osakaしごとフィールド様にて仕事のパフォーマンスを高める脳の使い方をテーマに研修を担当
内勤営業育成専門コンサルタント 藤原 紀子