今回は、母と父への贈り物を通じて感じた家族の絆と、感謝の気持ちを伝える大切さについてお伝えします。日々の小さなやり取りの中にも、人と人とのつながりや温かさが詰まっていることを改めて感じました。

こんにちは、ランチェスター研修会社 NNAで内勤営業・インサイドセールスの育成を行う藤原紀子です。

先日、母から電話がありました。
「ユリが届いたよ。いつもありがとうねぇ。近所の人に分けてあげたら､こんなユリ見たことないわ､珍しいねとか、きれいだねって喜んでくれるわ。お礼に山菜を持ってきてくれたり､エビフライを沢山作って持ってきてくれたよ」と嬉しそうに話してくれました。

その数日後、今度は父から電話がありました。
「近所の人が山菜とか何か持ってきてくれたからって、せっかく送ってくれた海苔をおかあちゃんがポンポンあげてしまうから、お父ちゃんの分がなくなった。美味しかったのに。」と、なんだか子供みたいで笑ってしまいました。

「そうなん、じゃまた送るわ」と答えると、「そうか。近くで買ったのはあんまり美味しくなかったから送ってくれるかー」と言いました。私の一押しの河昌さんの須磨海苔を、父も一番美味しいと言ってくれたので嬉しくなりました。

母は、昔からご近所さんはもちろん、私の友達や同級生のお母さんなど、様々な人と楽しそうに話をしていたのを覚えています。今でもご近所さんとの関係を大切にして楽しんでいる様子が伺え、母らしいなと思いました。そして、感謝の気持ちを表すこと、相手を思いやることの大切さを改めて学びました。

父は、「珈琲豆がなくなったから送ってほしい」とか、「前に送ってもらった黒ニンニクが美味しかったからまた送ってほしい」とか、頻繁に送ってほしいの電話をくれます。子供の頃はあまり会話をしなかったので、こうして話ができて嬉しいです。

父も母も数年前から入退院を繰り返していましたが、元気な様子が伝わってきて安心しました。日々の小さなやり取りの中にも、人と人との繋がりや温かさが詰まっていることを改めて実感しました。これからも、その大切さを忘れずに生きていきたいです。