様々な講座の中で自己紹介を行ったり、プロフィールシートの作成を行うと、「趣味は何ですか?」という項目がよく出てきます。
すると、たまに「趣味は特にないんです」と言われる方がおられます。
でも、本当にそうなのでしょうか。
実は、私も以前はそうでした。
学生時代はバレーボール一筋。
毎日練習に打ち込み、趣味と言えるようなものは何もありませんでした。
卒業して大阪で一人暮らしを始めると、仕事が終われば友達とカラオケへ行ったり、ボウリングへ行ったり、休日には集まっておしゃべりをしたり。
そんな毎日を過ごしていました。
カラオケは多い時には週に4〜5回。
ボウリングもしょっちゅう行っていました。
でも、その頃は、それを趣味だとは思っていませんでした。
カラオケは好きだけれど、歌が特別上手というわけではありません。
ボウリングも、調子が良くてもスコアは130くらい。
普段は60〜70ということもよくありました。
だから、「趣味は?」と聞かれると、何となく違うような気がしていたのです。
でも今振り返ると、上手かどうかなんて関係ありません。
友達と一緒に笑って、「また行こう!」と言いながら何度も通っていました。
好きで、楽しくて、自然と足が向いていたのですから、それは立派な趣味だったのだと思います。
そして今、私の趣味は古い町並み巡りです。
先日も奈良県橿原市の今井町を訪れました。
最初に訪れたきっかけは、朝ドラ『あさが来た』のロケ地を見てみたいと思ったことでした。
ドラマの世界を歩いてみたい。
ただ、それだけの小さな興味でした。

何度か訪れるうちに、古い町並みを歩いたり、町家や商家を活かしたカフェや雑貨屋さんに立ち寄ったり、その町を大切に守っておられる地域の方とお話ししたりする時間が、何より楽しいと感じるようになりました。
「古い町並み巡りを趣味にしよう」と思って始めたわけではありません。
「ちょっと行ってみたい。」
「なんだか面白そう。」
そんな気持ちに素直に行動していたら、いつの間にか私の趣味になっていました。
趣味というと、「上手なこと」「長く続けていること」「特技のようなもの」と思ってしまいがちです。
でも、本当はそうではないのかもしれません。
楽しいこと。
またやりたいと思えること。
時間を忘れて夢中になれること。
そんな「好き」の積み重ねが、趣味なのではないでしょうか。
だから、「趣味がありません」と思っている方も、少し振り返ってみてください。
休日によく出かける場所。
つい見てしまうYouTube。
何時間でも話せること。
気が付けば繰り返していること。
それが、あなたの趣味なのかもしれません。
趣味は、最初から見つけようとするものではなく、小さな「好き」や「気になる」を大切にして行動した先で、少しずつ育っていくものなのだと思います。
「ちょっと気になるな。」
その気持ちを大切にして一歩踏み出してみると、数年後には「これが私の趣味です」と笑顔で話している自分がいるかもしれません。
趣味とは、「ちょっと気になる」という小さな芽を、自分のペースで育てていった先に出会える、心が豊かになる楽しみなのかもしれません。
投稿者プロフィール

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ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師
自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。
2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「内勤営業育成講座:全10回講座」を企画開講し現在も継続中。
高槻商工会議所様、大阪産業創造館様、大阪労働協会 osakaしごとフィールド様、一般社団法人 住生活リフォーム推進協会(HORP)様にて研修を担当
内勤営業育成コンサルタント 藤原 紀子



