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佐藤元相のオフィシャルブログ

1位づくり戦略コンサルタント 佐藤 元相

誰にでもある体験が共感を得る「いなり寿司と吉本新喜劇」をテーマに通信のストーリーを書いてみた。

こんにちは!1位づくり戦略コンサルタント佐藤元相です。
営業ツールでお客さまとの関係づくりに効果的なモノがいくつかあります。その一つが、共感通信です。共感通信とは、誰にでもある体験が共感を得ることから、自らの体験をストーリーに描きA4用紙一枚にまとめて定期的にお客さまに伝えていくツールをいいます。自分の体験を自己開示するのです。幼い頃の体験や失敗した出来事、がんばったことやちょっと嬉しかったことなどをテーマにすると深い共感を得られることがわかっています。

あきない接点道場の共感通信をつくるワークショップで「幼い頃、家族との思い出を書いてみよう」というテーマでみんなに考えてもらいました。そのときふと、私も思い出しました。

テーマは「いなり寿司と吉本新喜劇」です。
小学校6年生のころ、ある日曜日の朝、母になんば花月の吉本新喜劇へ連れて行ってもらいました。
母はチケット売り場で「小学生2人分」と言って入場券のお金を払いました。
「おかあちゃんの分は払えへんの?」と聴くと「仕事があるから、終わる頃に迎えにくるからな」といって映画館のようなドアを開けて劇場の中に入っていきました。
母は兄弟4人分のお弁当(市場で買ったいなり寿司)が入った大きな袋を「お兄ちゃん おなかすいたらコレみんなでたべたらええからな」と言って私の座った席の横に置いて会場を出て行きました。

一番前の席に座ると、大きな幕が聞き慣れた音楽と合わせてあがっていきました。
ライトが当たったところに、「夢路いとし喜味こいし」や「B&B」などテレビでも有名な漫才師が次々と出てきました。兄弟みんなで大笑い!
当時、寛平ちゃんは若手で演技というよりも、跳び蹴りなどの体をはった芸をしていたことを覚えています。
朝の舞台公演が終わって、昼、そして夜の最後まで、兄弟4人でいなり寿司を食べながら漫才や演劇をずっとみて笑っていました。

いなり寿司を食べると、今でも忘思い出す忘れられない懐かしい体験です。

思い出が人生の宝です。

両親や兄弟との貴重な時間に感謝の気持ちが湧き上がります。このワークショップを通じて、そんな感情や経験を共有できることがなにより嬉しいと思います。

共感通信を通じて、過去の思い出や感情を共有し、お客様との関係をより深めることができると信じています。思い出には人生の豊かさが詰まっており、それを共有することで絆を深める素晴らしい手法だと感じています。

投稿者プロフィール

佐藤元相
佐藤元相
1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
1300社以上の指導実績をもつ。「下請け脱却戦略」をはじめ多彩なテーマで年間200回以上のセミナーを行っている。自ら主催する経営塾「あきない実践道場」には全国から経営者が集い、多くの成功事例を生み出している。

ともいきの精神
今、時代に求められている考え方は、仏教で言うところの〝ともいき(共生)の精神〟ではないかと私は思っています。
自分のための生き方ではなく、自分の生き方が人に感銘を与え、人に幸せをもたらせる、このような自他共に生きるともいき(共生) の心をいまの時代、再認識しなければならないように強く感じています。

人はひとりでは生きていけません。
人は誰かと出会い、そして繋がり、必ず人との関わりの中で生きています。

私たちNNA は、大きく変わっていく時代の先を見据え、お客さま・社会・そして我々自身のミッションテーマとして、〝ともいき(共生)〟を掲げ、我々独自の価値観による輪を広げていきたいと考えています。
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