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1位づくり戦略コンサルタント 佐藤 元相

大手の下請け会社が倒産していく本当の理由4選|中小企業が今すぐ考えるべき「依存経営」のリスクとは

近年、中小企業の倒産件数が増加しています。
とくに「大手企業の下請け」として事業を続けてきた会社ほど、厳しい状況に追い込まれているケースが少なくありません。

本記事では、「大手の下請け会社が倒産していく本当の理由4選」をテーマに、
製造業を中心とした中小企業が直面している構造的な問題と、そこから見えてくる打開のヒントについて解説します。

大手の下請け企業が置かれている現実

大手企業の下請けに入ることは、一見すると

  • 仕事量が安定している
  • 営業をしなくても受注できる
  • 売上規模が大きくなりやすい

といったメリットがあるように見えます。

しかし、その「安定」に見える構造こそが、大きなリスクをはらんでいるのです。

特に注意すべきなのが、大手企業そのものが

  • 業界全体の斜陽化
  • 海外生産へのシフト
  • デジタル化による市場縮小

といった影響を受けている場合です。

【2026年倒産ラッシュ!?】これを知らない中小企業は生き残れない!?〇〇戦略とは!?
動画でご覧いただけます↓↓↓

理由① 1社依存の危険性|売上50%超は要注意

最初の理由は、特定の大手1社への依存です。

売上の50%以上を1社が占めている状態は、
一見「効率が良い」「楽に経営できる」ように感じられます。

しかし現実には、

  • 単価引き下げ要請を断れない
  • コストダウン要求に応じざるを得ない
  • 発注停止=即、売上半減

という、極めて不安定な立場に置かれます。

親会社の業績が下がれば、その影響はそのまま下請け企業に直撃します。
経営の主導権を自社で持てない状態が、最大のリスクです。

理由② 量産体制が足かせになる|設備と人が「重たすぎる」

大手の仕事を請けるためには、

  • 大型設備への投資
  • 多くの人員確保
  • 量産前提の生産体制

が必要になります。

ところが、いざ
「海外生産に切り替える」
「発注量を減らす」
といった判断が親会社で下されると、下請け企業は身動きが取れなくなります

設備も人も、すぐに縮小・転換できないため、
重たい経営構造がそのまま倒産リスクへとつながってしまうのです。

理由③ 汎用的な技術に頼りすぎている

3つ目の理由は、汎用的な技術しか持っていないことです。

「どこでも作れるもの」
「代替が効く仕事」
を大量に請け負っていると、

  • 技術革新が起きにくい
  • 自社ならではの強みが育たない
  • 価格競争に巻き込まれる

という状況に陥ります。

最初は
「数が出るから儲かる」
「考えなくても仕事が回る」
かもしれませんが、業界が傾いた瞬間に一気に厳しくなります。

理由④ 営業・新規開拓ができない体質

最後の理由は、営業をしたことがないという点です。

下請け企業の多くは、

  • 親会社の要望を聞くことが仕事
  • 新規顧客を探す必要がなかった
  • 他社に営業するノウハウがない

という状態で長年やってきています。

さらに、
「同業界への営業は禁止」
といった暗黙のルールがあるケースも多く、
いざ別業界に進出しようとしても、どう動けばいいかわからないのが現実です。

4つが重なると、会社の危険度は一気に上がる

  • 1社依存
  • 重たい量産体制
  • 汎用技術のみ
  • 営業力不足

この4つが重なると、会社の経営リスクは一気に高まります。

では、こうした状況にある企業は、もう打つ手がないのでしょうか?

打開の第一歩は「調査」から始まる

重要なのは、いきなり答えを出そうとしないことです。

まず行うべきは、

  • 同じ斜陽産業
  • 同規模(社員数・売上規模)
  • ただし「異業種」

で、成功している会社を徹底的に調査すること

  • どんな顧客層を狙ったのか
  • どんな差別化商品を作ったのか
  • どの地域で戦ったのか
  • 営業・新規開拓をどう進めたのか
  • リピート対策はどうしたのか

こうした視点で見ていくと、必ずヒントが見えてきます。

頭で分かっていても、実践は難しいからこそ

多くの経営者が、
「理屈は分かるけど、実行が難しい」
と感じています。

だからこそ、
戦略の物差しを持ち、実践しながら学ぶ場が重要になります。

中小企業が元気になるために、
一社で抱え込まず、学び、調べ、行動する。
その積み重ねが、次の一手をつくっていきます。

まとめ|まずは「調べる」ことから始めよう

大手の下請けであること自体が問題なのではありません。
問題なのは、依存しきったまま何も変えられない状態です。

まずは一歩、
「調査すること」
から始めてみてください。

この動画・記事が、皆さまの事業を見直すきっかけになれば幸いです。

投稿者プロフィール

藤原 紀子
藤原 紀子
ランチェスター顧客維持戦略「内勤営業育成講座」講師
インサイド営業・内勤営業育成コンサルタント
脳科学のプログラム「メンタルラボ」認定講師

自己成長のプログラム「宝物ファイル」認定講師
出身:島根県安来市、高校時代バレーボールで国体出場
趣味:古い街並み巡り♪
大阪商工会議所各支部、組合•団体、企業にてパソコン講座の講師を5年経験。
コンテンツ制作を担当したHPがNCネットワークのHPコンテストで最優秀賞を受賞。

2018年より内勤者がお客様づくりの仕組みをつくり営業を支援する「内勤営業育成講座:全10回講座」を企画開講し現在も継続中。

高槻商工会議所様、大阪産業創造館様、大阪労働協会 osakaしごとフィールド様、一般社団法人 住生活リフォーム推進協会(HORP)様にて研修を担当
内勤営業育成コンサルタント 藤原 紀子
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