家族経営専門の広報アドバイザーNNAの永野一美です。
ご縁を頂いた方へお送りさせて頂いている共感通信「永野さぁ~ん通信」のWEB版です。
先日、山登り仲間がご主人と屋久島に行くと聞いて、思い出した出来事がありました。
4年前の6月、NNAで屋久島に縄文杉を見に行きました。
朝4時に宿を出発し、荒川登山口につきました。
「これから往復22Km約10時間の登山かぁ。体力ないし、大丈夫かな?」
ガイドの笹川さんを先頭に、約8キロ続くトロッコ道を歩き始めました。霧の中を約5時間歩き、やっと頂上に到着しました。「良かった!何とか、皆さんについていけた!」
そして樹齢7200年の縄文杉を見る事ができました。「縄文杉に会えた~!」その姿は、神々しく、縄文杉にまとう霧がオーラのように見えました。
その後、縄文杉の前で記念撮影をして、下山しました。
ガイドの笹川さんが、下りが大切ですからね、足元も悪いので気をつけて行きましょう。
ぬかるんだ泥道を通った時に、靴裏に泥が挟まり滑りはじめました。1時間半ほど下山したところで、足元を滑らせ「危ない!」と思い、左上にあった枝を掴みました。
「イタッ!」立つことができず、座り込んでしまいました。
「大丈夫ですか?」
「多分、脱臼しました。」
ガイドの笹川さんが、三角巾で左腕を固定してくれました。
ここは電波がないので救助を呼べません。頂上まで登って種子島の電波から救助要請します。皆さんは、二次災害の危険性があるので、他のガイドと先に下山してください。
「痛み止めにロキソニン飲むか?」
「永野さんの荷物は、僕が持っております。」と仲間も助けてくれました。
その後、救助要請から戻ったガイドさんが、寄り添ってくれてトロッコ道まで一緒に下山してくれました。
トロッコ道の終点には、たくさんの救助隊の方が私たちを待っていました。
その後、救急隊と一緒にトロッコに乗りました。
「トロッコは、1年に10回動かないんですよ。今日は会合があって、皆が集まっていたからスグに出動できました。ツイてますね。」と救急隊の方が教えてくれました。
無事下山し登山口で待機していた救急車にのって、病院に行きました。ドクターが「脱臼から6時間よく痛みを我慢しましたね。」やっと処置を受け、ホテルに戻る事ができました。
島の方々の暖かい対応に、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
いつか恩返しの旅にいきたいなと思っています。
投稿者プロフィール
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メンタルラボ認定講師
自己効力感を高める宝物ファイル認定講師
メルカリアンバサダー
東京都外国人おもてなしボランティア
児童養護支援協会ポーラスター認定ボランティア
出身:大阪府大阪市
趣味:上手くなりたいゴルフ・山登り
従業員30人以下の中小企業へ広報のアドバイスや支援を行う。
お客さまには、住宅会社・工務店・製造業が多い。
広報アドバイザー 永野一美
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