家族経営専門の広報アドバイザー NNA株式会社の永野一美です。
連日30℃を越え、健康を脅かしかねない暑さが続いています。
テレビでは、日中の外出は極力控えるようにしてください。屋内にいても、こまめな水分補給や冷房の活用を欠かさないでくださいと連日報道されています。
地球温暖化に伴う異常気象の影響で、気温だけでなく、日本全国どこにおいても災害多発傾向にあります。いざ災害が発生した場合の防災対策の基本として、「自助」「共助」「公助」が重視されています。しかし、ご家庭や会社で具体的に何から始めたら良いのかわからない方が、多いのではないでしょうか。
今回、防災訓練士協会の講師の方をお招きして、実際に何から対策したら良いのかを共に学ぶ機会にしたいと考えています。
地域密着企業のための防災対策 はじめの一歩
高校3年生のある冬の日、大きな揺れで目が覚めました。
父が「地震や!大丈夫か?」と、私の部屋の扉を開けました。
母は「1階のリビングに降りて~」と、大きな声をあげています。
家族5人が1階のリビングに集まりました。
「こんな大きな地震やったら、余震が続くと思うから、何かあったら皆コタツにもぐるねんで!」と父に言われました。
電気・ガスがつかない。水も出ない。
寒くて、兄弟で毛布にくるまりました。
翌日、近くの浄水所で水が配られる事をお隣さんが教えてくれました。
父に「家にある鍋と水筒を持って、浄水所に行くぞ」と言われ、父と弟と一緒に長い距離を歩いて浄水所で水をもらって帰ってきました。
寒いし、家は真っ暗。食料が限られていたので、お腹が減っても、お腹いっぱい食べる事ができませんでした。こんな生活いつまで続くのか、不安で仕方がありませんでした。
当時私は、神戸市西区に住んでいて、阪神淡路大震災を経験しました。
先日、今回のセミナー講師である防災訓練士協会 石田さんのお話を聞き、
災害があった時、自分が暮らす地域にどれだけの備蓄があるのか?
備蓄庫は、どこにあるのか?
どこが避難所に、指定されているのか?
を事前に把握しておく事は、とても大切だと感じました。
中小企業経営者にとって、災害時に家族はもちろん、会社や社員さん、協力会社さん、地域を守る事は、より良い会社づくり・持続可能な会社づくりに不可欠です。
その為に、自社の所在地特性、過去の災害検証、ハザードマップの活用等から発生リスクの高い災害を想定し実効性の高い訓練を平時から行う必要性があるのでは?と思い、今回のセミナーを企画させて頂きました。
防災訓練を平時から実施している企業こそが、‘いざという時’に生き残り、地域貢献可能な存在となります。地元密着企業にこそ、必要とされる「地域防災」について、共に学ぶ機会と考えています。
テーマ
1) 災害の基礎知識
2)日本の国土と災害
3)災害対策の法制度と防災体制
4)企業の防災
5)防災訓練士と地域防災活動
講師紹介
石田 聡
一般社団法人防災訓練士協会 理事
1984年 株式会社リクルート入社。
民間企業の人材採用と教育研修、地方自治体の 地域活性化事業を担当し、学生向け就職情報誌編集長、支社長などを経て2005年 独立。
在職中、静岡県ニュービジネス協議会理事、福島県地域間交流推進研究会委員 を歴任。
現在は、一般社団法人 防災訓練士協会の理事として、中小企業こそ地域防災に果たす役割の大切さと具体的な知識・訓練方法を伝えている。
開催概要
日時 | 2024年8月2日 (金)10:00~11:30 ※終了後、石田様とランチ交流会を行います。 ランチ交流会 11:45~12:45 |
会場 | 【リアル】 NNA株式会社 セミナールーム 大阪市北区天神橋3-2-10 スリージェ南森町ビル2階 >>アクセスはこちら 【オンライン】 お申込み後、ZOOM接続先をお知らせ致しますので入室下さいませ。 |
費用(税込) | 11,000円(税込) ※ランチ会は、実費負担お願いします。 |
定員 | 20名限定 |
キャンセルについて | お申込確定後は、お席を確保しておりますので、基本的にキャンセルはご遠慮下さい。 |