小さな会社には、小さな会社の勝ち方がある。
人も、資金も限られている小さな会社が、大きな会社と同じことをして、すべての分野で勝とうとすると、力が分散してしまいます。
だからこそ、自社が力を発揮できるところを見つけ、
- 絞る。
- 差別化する。
- 集中する。
- そして、一位をつくる。
これが、ランチェスター戦略をもとにしたNNAの「1位づくり戦略」です。
「1位」は、日本一でなくていい。
「1位を目指す」と聞くと、
「うちのような小さな会社には無理」
「業界1位なんて目指せない」
と思われるかもしれません。
しかし、目指すのは何も大きな市場での1位だけではありません。
ある地域で1位。
ある商品で1位。
ある技術・加工分野で1位。
あるお客さま層で1位。
市場を細かく見て、自社が最も力を発揮できる場所を見つける。
そして、その小さな市場に力を集中する。
これが「小規模1位」「部分1位」という考え方です。ランチェスター戦略の教材でも、弱者の戦略として「小規模1位主義・部分1位主義」「目標の発見は細分化」「重点目標をはっきり決める」「目標の範囲は狭くする」と整理されています。
まず、「誰のお役に立つ会社なのか」を決める
会社には、商品づくり、営業、採用、人材育成、情報発信など、たくさんの仕事があります。
しかし、そのすべての先にいるのはお客さまです。
NNAのランチェスター営業戦略では、
目的=お客さまづくり
目標=特定分野で1位になること
戦略=そのための仕組みをつくること
という順番で考えます。
ですから、いきなり「ホームページをつくろう」「SNSを始めよう」「展示会に出よう」と手段から考えるのではありません。
まず、
誰をお客さまにするのか。
そのお客さまの、どんな困りごとを解決するのか。
そのために、どんな商品・技術・サービスを提供するのか。
を考えます。
戦術を考える前に、戦略を考える。
この順番が大切です。
強みは、会社の中だけを見ても分からない。
「うちには特別な強みなんてありません」
そう話される経営者も少なくありません。
しかし、自社では当たり前だと思っていることが、お客さまから見ると大きな価値になっていることがあります。
長年積み上げてきた技術。
難しい仕事への対応力。
小ロットへの対応。
短納期。
相談のしやすさ。
社員の対応。
地域で積み重ねてきた信頼。
大切なのは、
「自分たちは何が得意か」だけではなく、
「なぜ、お客さまは自社を選んでくださっているのか」
という視点で見直すことです。
お客さまから見た強みを知り、他社との違いを明確にし、それを必要としているお客さまへ届ける。
そこから1位づくりが始まります。
小さな会社の戦略は、「何をしないか」を決めること。
経営課題が増えると、
「あれもやらないと」
「これも始めないと」
と、やることばかりが増えていきます。
しかし、人も時間もお金も限られています。
だから、
どの商品に力を入れるのか。
どの地域に力を入れるのか。
どのお客さまに力を入れるのか。
を決めると同時に、
何をやらないのか。
どこでは戦わないのか。
を決めることも重要です。
限られた経営資源を分散させず、勝てるところへ集中する。
それが、小さな会社の1位づくりにつながります。
戦略だけでも、会社は変わらない。
NNAが考える「心・技・体」

方向性を決めただけでは、会社は変わりません。
NNAでは、1位づくり戦略を会社の中で実践していくために3つの観点で支援します。
心|差別化・仕組みづくり
選ばれる理由をつくる
誰のお役に立つのか。
自社の強みは何か。
どこで1位を目指すのか。
経営の方向性を明確にします。
技|集客ツールづくり
お客さまと出会う仕組みをつくる
ホームページ、SNS、動画、展示会、ニュースレター、ハガキなど、自社の価値を必要なお客さまへ届ける接点をつくります。
体|教育・人づくり
人が育ち、実践が続く会社をつくる
社長だけが分かっているのではなく、社員も会社の考え方を理解し、自ら考え、行動できるようにする。
この3つを連動させることで、戦略を「知っている会社」から、実践できる会社へ変えていきます。
経営の構成要因と実行についても、教材では商品・地域・業界客層・営業・顧客対策などに対して、目的、目標、戦略、仕組み、教育、戦術という実行要素を組み合わせて考える構造が示されています。
1位づくりは、社長一人でつくるものではない。
経営の方向を決めるのは、社長の大切な仕事です。
しかし、お客さまと接しているのは営業担当者だけではありません。
- 電話に出る人。
- 見積書をつくる人。
- 商品をつくる人。
- 現場へ行く人。
- 納品する人。
- 情報を発信する人。
会社のさまざまな仕事がお客さまにつながっています。
だからNNAが目指すのは、社長だけがランチェスター戦略を理解することではありません。
会社の方向性を共有し、社員一人ひとりが「お客さまのために何ができるか」を考え、行動できる会社をつくること。
NNA自身の資料でも、営業担当者だけではなく、事務・職人・運送・倉庫など「みんなで、お客さまのお役に立つように考え、行動していく」仕組みづくりを掲げています。
目指すのは、「選ばれ続ける会社」
1位づくりは、1位になることそのものがゴールではありません。
自社の強みを必要としてくださるお客さまを見つける。
そのお客さまのお役に立つ。
「この仕事なら、あの会社」と思い出していただく。
そして、また相談していただく。
NNAでは、これをお客さまの「脳内検索1位」と表現しています。
価格だけで比べられる会社ではなく、
「あなたの会社だからお願いしたい」
と言っていただける会社へ。
そのための経営戦略を考え、仕組みをつくり、人を育て、実践を続ける。
それが、NNAが提供する「1位づくり戦略」です。
会社によって、1位づくりの入口は違います。
- 強みを見つけたい。
- 価格競争から抜け出したい。
- 営業を仕組みにしたい。
- 新しいお客さまをつくりたい。
- 既存のお客さまとの関係を深めたい。
- 会社の魅力を伝え、採用につなげたい。
今、抱えている課題によって、取り組むべきことは違います。
まずは、自社にとって「今、一番重要な課題は何か」を見つけるところから始めてみませんか。