家族経営専門の広報アドバイザーNNA株式会社 永野一美です。
2024年12月14日(土)「マンダラ人生100年計画セミナー」を開催しました。20代から50代まで幅広い年代の参加者が集まり、人生100年時代を生きるための計画づくりに取り組みました。そのセミナー模様をレポートします。
目次
人生100年計画の重要性
「計画なくして、豊かな人生はない。」
人生の計画がなければ、それは航路図を持たない航海と同じです。
マンダラチャート認定講師 中野 仁のこの言葉からセミナーがスタートし、自分の人生をデザインし計画することの大切さを強調しました。
「年に一度の棚卸」として、自己を振り返り対話する時間の重要性にも触れ、参加者は普段忙しい日常では気づけない「自分の未来」を真剣に考える機会となりました。
マンダラチャートで描く人生の航路
マンダラ人生100年計画セミナーでは、大谷翔平選手の成功の秘訣である「マンダラチャート(目標達成シート)」を参考に、人生の8大分野(健康・仕事・経済・家庭・社会・人格・学習・遊び)に分けて計画を作成しました。
目標を細かく可視化し、9マスのチャートに落とし込むことで、漠然とした「夢」や「目標」、「やりたい事」が具体的なアクションへとつながることを体感しました。「目指す未来から現在を考える」というアプローチから、100歳の自分を描きながら逆算することで、今やるべきことが明確になりました。
計画づくりの課題とその解決
自分一人で「計画を立てる」と、どうしても視野が狭くなったり、同じ考えにとらわれがちになります。特に「人生100年計画」のように長いスパンの話になると、「どこから手をつけたらいいの?」と迷ってしまいます。一人だと考えが堂々巡りになって、結局立ち止まってしまうことも少なくありません。
しかしマンダラの9つのフレームがあることでバランスよく計画を立てられることが、参加者にも大きな発見となりました。一人で考え込むことなく、フレームを埋めていくことで自然と人生の道筋が見えてきます。
また今回のセミナーのようにグループで、他の人の意見や目標を聞くことで「自分はどうしたいのか?」と自然に内省する時間も増えました。
「100歳の自分」を想像するのは難しいものの、それがイメージできない限り「今」も具体的にはなりません。このセミナーでは、遠い未来を思い描きつつ、今をどう生きるかを考える貴重な時間となりました。
受講いただいた方の感想
こういう機会がない限り、自ら計画を立てることがないので良い経験になりました。
また今後の課題も明確になってきたので、書き出して修正していけたらと思いました。
久しぶりの勉強で不安でしたが、フタを開けてみれば案外楽しかったです。―10代男性
改めて今まで自分の人生そして、これからの自分の人生を見る事が出来ました。
また毎年の自分の目標計画作りが必要だと思いました。
来年からは社内で共有したいです。―50代男性
今までは先の事は考えてもボワーって感じでやりたいなーと思うところで止まってしまい実行しないまま終わっていたのですが、深く考え文字にすることで実際に実行しないと!という想いが強くなりました。
あまり過ぎたことは気にせず生きていたけれど、この先は過去のことも良いことも悪いことも経験としていかしていきたいです。―30代女性
8つのマス1つ1つに意味があり、どれ1つ欠けてしまっても100年には行けないのではないかと思いました。8マスのバランスを考え、年末にふり返る時、マンダラを思い出す。
そして新しい1年のマンダラを作成する事はとても良い事だと感じました。
人生にとっても重要なマスのバランス、会社経営でも大切であると思いました。―50代男性
マンダラ人生100年計画セミナーを通じて
マンダラ人生100年計画セミナーを受講することで、自分の過去を振り返り、自分の未来を考える時間、そして自分の人生に向き合う時間を持つことが出来ました。経営における「経営計画」と同じように、人生にも計画が必要です。夢を願望で終わらせるのではなく、実現に向けた行動計画へ落とし込む重要性を再認識した一日となりました。
ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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メンタルラボ認定講師
自己効力感を高める宝物ファイル認定講師
メルカリアンバサダー
東京都外国人おもてなしボランティア
児童養護支援協会ポーラスター認定ボランティア
出身:大阪府大阪市
趣味:上手くなりたいゴルフ・山登り
従業員30人以下の中小企業へ広報のアドバイスや支援を行う。
お客さまには、住宅会社・工務店・製造業が多い。
広報アドバイザー 永野一美
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