新型コロナの影響でお客さまと面談ができなくなる!
これからの営業のあり方
こんにちは!
地域密着型リフォーム業界の儲かる仕組みと
ツールづくりが得意なコンサルタント
佐藤 元相です。
先日、ある工務店の社長から相談がありました。
新型コロナの影響でお客さまから
訪問は控えてほしいと言われました。顧客は年配の方も多く、
数か月で身体機能が著しく
変わる方もありますから、
安全に暮らしているのかどうか?
確認もかねて定期訪問をしていました。しかし、直接面談できないとなれば、
今後どのようにしてお客さまと
接点をもてばよいのか?
戸惑っています。何かアドバイスはありませんか?
というものでした。
たしかに、新型コロナウイルスの
感染拡大が懸念される中、
重症化しやすい高齢者は外出の自粛を
強いられている方も少なくありません。
人との接触やコミュニケーションを
減らしているのが現状でしょう。
相談者に訊くと、OB顧客リストは
高齢者に絞ると約200件程度で、
商圏は車で30分程度だということでした。
人は自分に興味関心を示す人を好きになる
という原則があります。
「あなたのことを心配しています」と
思っただけでは伝わりません。
お客さまへの関心は
「思っていた」
「考えていた」
「準備をしていた」
では示しようがありません。
お客さまに対する関心をわかってもらうには、
態度で示さなければ効果はあがりません。
そこで、手書きのハガキで
メッセージを届けることを提案しました。
商売のことは一切ふれず、
季節の絵はがきを用意して、
「いつもありがとうございます。
お代わりございませんか?」と
一言添えてみてはどうでしょう、
とアドバイスをしました。
数日後、手書きメッセージを書き終えて、
ハガキを出したと連絡が入りました。
奥さんやスタッフの協力を得て、
二日間かかったと言います。
それからです。
お手紙をお届けしたお客さまから
『ありがとう』、『うれしかった』
『あなたは大丈夫?』など、
感謝の言葉を電話でたくさんいただきました。その中には、
『水漏れが気になる方来て欲しい』とか
『離れをリフォームしたいので相談したい』
などの連絡を数件いただきました。
と、うれしそうに弾む声で
私のところへ連絡がありました。
良きご縁が起きて、縁起が良いといいます。
お客さまへ
「ありがとうございます。
お変わりございませんか?」の
一言を添えて届けてあげてください。
心を込めた手書きハガキは、
ご縁を引き起こす。
あなたにとって縁起の良いツールとなるでしょう。
絵はがきをお探しの方は、
ポストカード専門店のホワイトベースさんが
お勧めです。
この記事を書いた人

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1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
1300社以上の指導実績をもつ。「下請け脱却戦略」をはじめ多彩なテーマで年間200回以上のセミナーを行っている。自ら主催する経営塾「あきない実践道場」には全国から経営者が集い、多くの成功事例を生み出している。
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