小さなお店 繁盛店の法則を書き始めたキッカケ

こんにちは。
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤 元相です。

私が「小さなお店 繁盛店の法則」を書き始めたキッカケ

ある洋菓子店でのことです。

50歳くらいの男性がショーケースの前に立って
「このデコレーションをお願いします」と言いました。

店員は「お誕生日ですか?」と聞くと、
「ええ、娘の誕生日に」と男性は答えました。

店員はメモの準備をして
「お名前を教えていただけますか?」と
尋ねました。

すると男性は「ひらがなで、もみじです」と
短く言葉を切りました。

「もみじさん、素敵なお名前ですね。
どんな思いを込めてつけられたのですか?」
と男性に娘さんの名前に由来を聞きました。

男性はしばらく考えて、
ゆっくりとした口調で話し出しました。

男性は、昔の楽しかったことでも
思い出すように腕組みをしたまま
話を続けました。

「最近、娘とほとんど会話することがなくて」
と男性はさっきまでの笑顔はなくなり、
寂しそうに言いました。

「ハイ!できました。
ろうそくは何本にしましょうか?」と
ショーケースの向こう側で店員が
弾む店舗で尋ねました。

「16本です」と男性は答えました。

16本のろうそくと赤いリボンに包まれた
バースデーケーキを受け取った男性は、
深く頭を下げて帰って行きました。

それから数日後、男性がまた来店しました。

「ありがとうございます。
あの日の夜、娘と一緒にケーキを食べました。

店員さんが聞いてくれた名前の由来や
娘に託した思いを話すことができました。
嬉しかった。
ありがとうございました」

わざわざお礼を言うために、
その男性はお店にやって来たのです。

小さなお店が一丸となり、
一人ひとりのお客さまと精一杯
向き合っていく姿は「感動」です。

しかも1円の費用もかからない。

ネットショップではたくさんの商品を
売っているけれど、人のぬくもりは少ない。

POPやお知らせなど、店頭での情報は
増えているけれど、お客さまとの
コミュニケーションは減っている。

マニュアルで販売員の対応レベルは
高くなったが、人に対する関心は
低いように感じる。

お客さまと心の触れ合う瞬間を
増やしてほしい!

これは決して忘れてはいけない
「あきないの原点」なのです。

現実はそんなに甘くないかもしれません。
しかし、笑顔は元気の原動力であることは
事実です。

あなたが、お客さまの笑顔を
創り出しているのです。

小さな一歩が大きく未来を変えることを
私は信じて、この「小さなお店
繁盛店の法則」をお届けします。

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