成熟期だからこそ細分化せよ!
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター戦略成功事例_成熟期だからこそ細分化せよ!です。
対馬は韓国から年間30万人が
観光に訪れます。
その理由のひとつに距離があります。
とにかく近い!
福岡博多港からの対馬厳原港までの
距離が125kmで、韓国釜山港からは、
およそ50KM程度です。
船なら旅費も7000円程度。
気軽に日帰りできる海外なのです。
近年、韓国の若者がSNSに
投稿する記事の影響もあり、
年々観光客が増えている。
その理由を以前blogに書いているので
興味のある人は覗いてください。
人口3万人の離島に30万人の観光客が訪れるワケとは
https://www.nna-osaka.co.jp/8270
なんども言いますが・・・
たった人口は3万人の離島の島に
30万人ですよ!
リゾート地はもちろん、
リゾートホテルも
テーマパークもありません。
スゴい!と思いませんか?
そんな中、韓国からの観光客は
団体から個人へと移行していると
聞きました。
しかし、観光地には、ガイドさんと
たくさん人がいるし、
中心地の厳原のホテルも
団体客で予約がいっぱいだといいます。
私には個人の観光客が増えている
実感が全くありませんでした。
ところが!
対馬で研修を終えた翌朝、
ウォーキングをしていたときに、
ガソリンスタンドでレンタカーの看板を
見つけました。
パンフレットをもらおうと店内に入ると、
3名の店員さんが電話の対応をしていました。
対応を終えた方に、
「レンタカーのパンフレットありますか?」と
声を掛けました。
「パンフレットはないんですよー。
価格表でもいいですか?」とコピーを
一枚くれました。
そのとき、カウンター越しの
バックボードに予約一覧がびっしりと
書かれているのが見えました。
私が「これ全部・・予約ですか?」と
手をボードの方に向けると
「そうなんですよ!隙間がないくらい
予約がいっぱいで、調整が大変です」と
店員さんは嬉しそうに話してくれました。
そのほとんどが韓国の個人客だというのです。
そのとき、実感しました。
韓国の観光客は、
団体旅行から個人旅行へと移行している!
成熟期を迎えたのでしょうか。
旅行スタイルの多様化でニーズがより
細分化していくのだとうと感じました。
細分化されたニーズへのきめ細やかな
対応力は小さな会社の得意な領域です。
例えば、厳原港の近くにある
対馬バーガー 代表の新庄さんは、
「厳原の町は、お昼と夕方の間に
オープンしている飲食店が少ないので
ここに店を作りました」と話していました。
対馬には、
古代の姿をとどめる韓国とのゆかりの深い
城跡がある。
浜辺でイカ釣りができる。
ダイビングや乗馬など
大自然を体感できる。
アウトドアファンにも
歴史好きにも対馬には、
大自然とふれあえるところが
たくさんある。
個人化した観光客を受け入れるには、
総合化されていないモノが生き残れる。
より細分化が生き残りの鍵となるのでしょう。
小さな会社にチャンスが訪れている!
今後、対馬にある小さな会社の取り組みから
目が離せません。
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。