相手の立場で何が役立つのかを考え行動する
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター地域戦略_「相手の立場で何が役立つのかを考え行動する」です。
朝からずっと雨が降り続いている。
「大阪環状線が運転を見合わせ」と知った。
西日本は大雨警報で避難勧告が
出ている地域も出た。
博多をはじめ西から新大阪へ向かう新幹線は
運転を見合わせている。
阪神高速道路が通行止めになった。
そんな中、明日の研修のため、
本日中に東京へ
行かなければならない。
16時、南森町の事務所で仕事を終えて、
JR東海のWebサイトをチェックすると
上りの新幹線は通常運行となっていた。
水はありますか?
クッキーを持っていってください。
これ!
と事務所を出る私にスタッフは
小さな紙袋にいれてくれた。
急ぎ地下鉄に乗った。
地下鉄は通常運行している。
新大阪に着くと、
予約していた新幹線が2時間遅れていた。
大きなリュックサックを背負った
外国人の方が改札口で戸惑っていた。
予約した新幹線のチケットを
一部の発券機で受け取ることができない。
「対応処理ができない」と表記されていた。
遅延処理の手続きで窓口に行列ができている。
何台も並ぶ新幹線の切符発券機の前も
いっぱいの人で発券作業を終えるのに
20分を越えた。
掲示板を確認した。
上りの新幹線が遅延している。
そんな情報はJR東海のサイトに
反映されていない。
スマートフォンをつかい情報を
集め確認し行動した。
Facebookで友だちの投稿を確認した。
Twitterで#新幹線 #新大阪と検索した。
刻々と変わる現場の最新情報を
確認することができた。
そして、Facebookページへ
スタッフに安全であることと、
現場の状況を報告した。
スマートフォンの電源が
残りわずかになっていた。
充電器は持ち合わせていなかった。
もし、スマートフォンの電源が
切れてしまったらどうなったのだろうか?
ぞっとした。
そのときに思い出した。
時代にあった新しいカタチのボランティア。
NHK関西のニュースで取り上げていた。
充電ボランティア。
先月の関西北部の地震当日、
JR高槻駅で関西大学
社会安全学部の学生が
非常用充電器をつかい
スマホの充電サービスを行った。
大学は駅から10分の距離。
困っている人のために役立てたい!
充電サービスを外国人の方にも
知らせたいとホワイトボードに
英語の案内をした。
インタビューに答えた学生のコメントが
印象的だった。
障害者の家族からのひと言にハッとした。
公衆電話が使えたとしても全く意味がない。
聴覚に障害があるために使えない。この充電を通してLINEが
使えるようになりホッとした。学生は「困り事は一人ひとり違う」ということに
気付いた。
学生たちは自分たちの目線で考えて
すぐにできることを実行した。
それで多くの人たちが救われた。
地域貢献・地域防災・地域密着、
自分たちの目線でなにができるか?
常に相手の立場で考え、
行動することが大切だと感じた。
一刻も早く、
元の穏やかな日常が戻ることを
心から祈るばかりだ。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。