SKYWでリピート率をアップする。
地域密着の取り組みを
成功させるための姿勢として
意識しておきたいのは、
ライバル会社以上に
お客様に好かれ(S)
ライバル会社以上に
お客様に気に入られ(K)
ライバル会社以上に
お客様に喜ばれ(Y)
ライバル会社以上に
お客様に忘れられない(W)
ようにすることです。
お客様に好感を持っていただける
ような姿勢・価値観を示す、
相談相手として適切に問題を解決
することで気に入っていただく、
期待以上の提案やサービスを提供して
お客様に喜んでいただく、
自社の存在を忘れられないように
関わり続ける、
といった4つのポイントです。
地域密着型のある工務店では、
様々な知恵を絞って実践しています。
例えば、クリスマスにサンタの扮装をして
子供のいるOB顧客の家を回り、
ちょっとしたプレゼントを配ったり、
節分には鬼の格好で回ったりしています。
恒例の行事として
地元のOB顧客の間では好評です。
ニコニコと楽しげにサンタ役を務める様子を見て、
好感を抱かない顧客はまずいないでしょう。
お客様に喜んでもらうことが、
人間にとっていちばんの
モチベーションになります。
前向きな姿勢で取り組んでいれば、
その雰囲気は必ず顧客に伝わります。
逆に、「やらされている」という
姿勢でいる社員がいると、
後ろ向きな気配は気づかれてしまうもの。
自分たちのスタイルで
無理なく取り組めること、
やりたいと思えることでないと、
なかなか続かないものです。
今の時代、品質や性能など
モノに関わることでは、
まず差がつきません。
人がモノを買うときには、
モノそのものよりも、
それを売っているヒトを見ています。
そのヒトが信頼できるか、
応援したくなるか、が消費行動の
判断基準になっているのではないか、
と私は考えています。
そんな顧客の消費マインドには、
一過性の思いつきだけでは
決して響くことはありません。
顧客に喜んでもらうために
どのくらい本気で取り組んで、
どのくらいきちんと計画的に
実践し続けているかが問われているのです。
お金をたくさん使って
イベントを開催しなくても、
見込み客や紹介者を増やす方法は
必ずあるはずです。
まず、自社のお客様の顔を
思い浮かべてみましょう。
その人に喜んでもらうには
どんなことをしたらいいでしょうか。
話し合って書き出してみましょう。