ライバルと差別化したいがどうすればいいのか?分からない方へ
blogを書いた。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター経営戦略成功事例_
売れる漫才師に学ぶ差別化対策
です。
本棚にあった自己プロデュース(島田紳助著)を
再び手にした。
この書籍は大阪で一度だけ開催された、
島田紳助による特別講義の内容をおさめたもの。
私が興味をもったのは、
この本は漫才を戦略的視点で
捉えていることである。
目次が興味深い。
例えば、
自己プロデュース力の
目次の一部
・「本当の客」を見極める
・「同じ事」をやっても勝てない
・「島田洋七」というシステムをパクる
・「M1で勝つ」ための方法論
という内容である。
客層対策や差別化対策、
成功モデルの作り方など
とても興味深い。
このひとつの
『「島田洋七」というシステムをパクる』について
焦点をあてたい。
島田紳助氏は、
ボクは漫才の教科書を造ろうと思って、
名人と言われる師匠たちから、
注目の新人まで、
ありとあらゆる漫才を観ました。たとえば、海原千里・万里さん。
同じ年だけど、高校性からスターだった。
なんでこんなに若いのに人気があるのか、
なんでこんなに面白いのか。それが不思議で鞄に録音機材を忍ばせて
舞台を見に行って、家にかえってから
そのテープを書き起こしてみました。中略
ボクは世に出るためにたくさんの
コピーをしました。中でもボクの笑いの原型は
B&Bの洋七さんです。ネタはぱくっていないが、
システムはパクりました。
という内容だ。
じつは・・・
その取り組みがランチェスター戦略の
科学的問題解決法と一致している。
科学的問題解決法とは
科学的問題解決法の科学の「科」は
一定の価値基準によって分けた、
一つ一つと解説されている。
対象となるものを大事な
要因ごとに分けて、
それを一つ一つ研究する方が
早く上達する。
ランチェスター戦略・科学的問題解決の手順
1.経営の構成内容をあきらかにする
2.構成内容のウェイトづけをする
3.構成内容のレベル高め方を研究する
4.レベルの高め方に従って、研究と訓練を実行する
5.毎日の仕事に応用して成果をだす。
経営の大事な要因がはっきりさせることで
業績が改善する。
ということから、
島田紳助は科学的問題解決法で
売れる漫才師の漫才ネタを分析している。
・面白い漫才を録音
・文字に書き起す
・どこがおもしろいのか?分析する
・お笑いの要点を探る
・ある一定の法則を発見する。
・漫才のシステム(構成)をコピーする
・徹底して練習をする
・いろんな舞台で試すこうして売れる漫才師になるための
教科書を彼はつくった。
そして漫才師として結果を出した。
小さな会社がライバル会社と戦わないための
差別化戦略にとても参考になる。
科学的問題解決法の
自己プロデュース力
お勧めしたい一冊である。
さぁ今日はここまで。
今日もお付き合いをくださり
ありがとうございます。