会社が儲かって、地域貢献して、世界が平和になるスゴい仕掛けについて
blogを書いた。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター経営戦略成功事例_
社長は使命感をもって仕事をする!
です。
2018年入試分析
塾生き残り戦略という研修が
大阪の大和大学で開催された。
私は講師として
「この塾に通いたいと言われる塾にする」
というテーマで事例を交え成功体験を話した。
懇親会で松岡功さんと名刺交換をした。
松岡さんの名刺は三つ折りだった。
世界地図は子どもたちに夢と希望、
そして、目標を与えます!
世界地図を世界中に広げたい
井戸を世界中に22万基掘る会
平成29年6月1日現在、
カンボジア・バングラデュッシュで
370基完成
世界地図の会社?
井戸掘り?
私は松岡さんに興味を持った。
話を聞いた。
松岡さんは、現在74歳。
60歳まで、愛媛県松山で学習塾を
30年間経営していた。
生徒数は3000人を越える愛媛県で
第2位の規模を誇る学習塾だった。
社会に貢献する子どもたちを育てたいと
理念を掲げていた。
「私の使命は革命児を育てることです。
吉田松陰の松下村塾のような塾を目指
していました」と松岡さん。
自分の時間をもちたいと、
60歳で現場を離れ引退した。
友人の誘いでカンボジアの孤児院を訪れた。
子どもたちが泥水を沸かして
飲んでいる姿をみて衝撃を受けた。
体の奥底から力が湧いてきた。
まだ自分にはやらなければならないことがある。
この子たちを助けることはできないか!
カンボジアに井戸を掘ることを決意した。
資金を集めなければならない。
学習塾を経営していたときのことを思い出した。
当時、販促でオリジナルの世界地図をつくり、
毎年10万枚を松江市の子どもたちに配っていた。世界地図の人気はあり、
父兄や子どもたちにとても喜ばれた。
世界地図は広告媒体としてとても効果がある!
学習塾で実証済みである。
壁にずっと貼ってもらえる。
子どもの教育や役立つ。
企業の販促媒体として良いツールだ。
塾の認知度も高まり、
たくさんの子どもたちが入塾してくれた。
販促効果は絶大だった。
世界地図で平和をつくる!
松岡さんは
「坂本龍馬は勝海舟に地球儀をみせられたことが
攘夷論者から開国論社となるきっかけとなりましたね。
地球儀(世界地図)は人を変える
偉大な力があると思っています」という。
エルサレムで一番大きな本屋さんに
世界地図はありません。
ブラジルやアルゼンチンにも
世界地図はありませんでした。
部分的なモノはありますが、
全体のモノはない!
つまり子どもたちは世界地図を
観たことが無いのです。
アルカイダの子どもが世界地図をみたときに
「なんだこんな小さな国で争っているのか、
世界は大きい、世界のいろんな国へ訪れてみたい。
戦争はやめよう」と思ったとしたらこれほど
嬉しいことはありません。
子どもたちが世界地図を観ることで、
知識が深まり、世界へ興味をもち、
世界を知ることでより大きな夢が育つと
信じています。
松岡さんは、
発展途上国に井戸を掘るための
資金源として会社を設立した。
世界地図を販売して得た収益で井戸を掘った。
現在370基の井戸を掘った。
松岡さんは、鞄から手帳を取り出し
「いい笑顔でしょ」と
カンボジアの子どもたちの写真を見せてくれた。
世界地図は600種類ある。
防災用の世界地図や世界の言葉で
「ありがとう」を記した世界地図、
世界遺産の世界地図など子どもたちだけではなく
大人も楽しめる商品である。

防災用の世界地図
家族での対話が育まれる地図だという。
一人ひとりの小さな一歩が世界を変える。
世界地図を広げることが豊かな未来を
創り出すきっかけとなる。
松岡さんの話を聞いて、
私は応援したいと強く思った。
仕事に使命をもつ。
なんの為に仕事をしているのか!
その使命感が人の心に影響を与えて、
人を動かす。
最後に、
世界地図は、塾をはじめ、
学校や銀行、地元の中小企業、
ロータリークラブなどの企業や団体が
毎年、世界地図を購入し顧客や関係する方々に
配っているという。
世界地図は延べ550万枚
松岡さんの思いと共に世界に広がっている。
あなたは何のために仕事をしていますか?
さぁ今日はここまで
お付き合いをくださり
ありがとうございます。