醤油醸造の発祥の地 紀州 湯浅
こんにちは。
1位づくり戦略 NNAの藤原です。
100年以上前の古い商家や町家が建ち並ぶ、
「重要伝統的建造物群保存地区」
醤油醸造の発祥の地 紀州 湯浅
地域の皆様が、守り伝えてきた
醤油醸造で栄えた町並みは、
とても風情がありました。

重要伝統的建造物群保存地区 湯浅
170年の歴史がある老舗
「角長本店」

醤油醸造で栄えた
昔ならがの手作り醤油を販売していました。

濁り醤(にごりびしお)
にごりびしおは、火入れは勿論
添加物も一切使用していない
鎌倉・室町時代の
湯浅たまり・にごりびしおを
再現した生の醤油です。

角長職人蔵
慶応2年に建った80平方米の仕込蔵
角長職人蔵

醤油蔵
約100年前の醤油蔵の中に
醤油製造に使用された器具が残っていました。
醤油が生まれる元となったのは
味噌づくり
鎌倉時代
中国の宋で修行を積んだ僧が
宋の経山寺で覚えた加工味噌の
醸造法を伝えました。良質な水と味噌造りに適した気候の
湯浅にその醸造法が広められます。その醸造法が、
金山寺味噌のルーツ。味噌造りをしていくうちに、
味噌桶の上部や底に溜まる
芳醇で独特の風味のある
赤褐色の汁が醤油の始まり

太田久助吟製
昔ながらの醸造法で金山寺味噌を
手造りしている「太田久助吟製」

金山寺味噌
米、大豆、丸麦、丸なす等全て
国産品を使用されているそうです。
写真撮影に快く対応して下さいました。
野菜スティックにつけたり、
豆腐にのせていただきました。

金山寺味噌と生みそ
やさしい味でとても美味しかったです。
湯浅町まち・ひと・しごと創生
総合戦略の「目指す姿」という
項目の中に以下の記載がありました。
まちの賑わいのためには、
いかに湯浅町に人を呼び込むか
が重要な視点と考えますが、観光やイベントは
来てもらうきっかけであり、来た人が飲食し、
やすらぐ休憩場所が必要であり、
楽しい思い出を家まで持ち帰り、
また友人に伝えるための
お土産が必要となります。手作り雑貨屋さん
もっとも重要なのは、
祭り、イベントや文化、
伝統と共生して、
誇りを持って、楽しく、
活気よく暮らすまちの
人々からの心に響く
「おもてなし」
だと考えます。素敵な笑顔
まちに来た人自身が
まちの活動に溶け込み、
また来たい、住みたいと
思えるような活動が重要です。農業、漁業、伝統的製造業、
商業においても同様に、
「従事している人が誇りと
楽しさと将来の夢を持って
活動している」ことが
重要と考えます
自分たちの仕事に、
暮らす地域に
誇りを持つこと
楽しさと将来の夢を
持って活動していること
そういう所に人は、魅力を感じ
集まってくるのだと思いました。