定年後に起業して豊かな未来を描いている方へ
blogを書いた。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター経営戦略成功事例_
独立起業で失敗しないためにやっておくべきこと
です。
先日、指導先となる上場企業の役員から
起業の相談を受けた。
彼は私と同じ年齢で56歳。
あと4年で定年を迎えるという。
仕事における責任や権限も徐々に
減ってきている。
会社は再雇用制度も用意してくれているが、
お金に不安をもって働かなければならない。
あと10年は、子どもに多くのお金が必要である。
できることなら、定年後は起業して
残りの人生をより豊かに、
お金に不安もなく、自分の能力を活かし、
自分のやりたいことで生きていきたい。
時間が限られている。
「定年の60歳までに何をやっておけばいいのか?」
教えて欲しいという。
厚生労働省
平成二九年度就労条件総合調査によると
「65 歳以上」を定年年齢としている
企業割合は 17.8%で
「60歳」を定年年齢としている企業の割合は
80%程度となっている。
たしかに・・・ここ最近になって、
定年後の起業の相談や
独立起業で成功するための研修の
依頼が増えている。
指導先の起業で役員をしている彼に
私の考えを自らの起業体験を通して伝えた。
高校を卒業して17歳から10年間、
車のエンジン部品など精密部品を
切削加工している会社に勤めていた。
円高不況の影響で加工単価は下がり、
受注金額は減った。
将来に不安を感じた。
下請けの製造業ではやっていけない。
私は27歳で会社を辞めた。
自分で会社をつくろうと思った。
儲かる仕事は何か?と考えた。
これまで働いてきた業界とは
全く違う仕事を選んだ。
自宅を事務所にして物流・
派遣会社を始めた。
知人の紹介で大手建築会社や
中堅給食配達の会社と契約できた。
人を雇った。派遣の数も増えた。
売上げは上がった。しかし利益がでない。
競争の激しい業界だった。
つぎにパソコン教室を始めた。
ちまたではウィンドウズ95が
ブームになっていた。
「これなら儲かるだろう」と
派遣社員にインストラクターを担当してもらい
マンツーマンの個別指導を始めた。
「Pcのトラブルを解決します!」
出張パソコン教室も始めた。
安くやります!
なんでもやります!
どこへでもいきます!
いつでもやります!
がむしゃらに働き仕事をした。
ところが一向に業績はよくならなかった。
何が悪いのか?
どうすればいいのか?
全く見えていなかった。
早朝のバイトと
夜間のバイトをして資金をつないだ。
そんな私の転機になったのが、
ランチェスター経営
竹田陽一先生との出逢いだった。
ランチェスター弱者必勝の戦略
強者に勝つ15の原則(サンマーク出版)
一冊の本が私の人生を変えた。
経営には原理原則がある。
やり方があることを知った。
ランチェスター戦略は
体系的で一貫性のあるプログラムだと思った。
書籍や音声教材、
DVD教材を購入して徹底して学んだ。
経営戦略を学習してすぐに
分かったことがある。
私は全く真逆の経営をしていた。
安くやります!
なんでもやります!
どこへでもいきます!
いつでもやります!
間違ったやり方を長い時間をかけて、
いくら一生懸命に取り組んだところで、
一向に業績はよくならない。
私は身をもって経験した。
競争条件の不利な会社が
このやり方をしている限り経営は安定しない。
私の体験から、
『定年後に限らず、独立起業して経営で失敗しないためには、
正しい経営の知識を身につけることが大事である。
知識があなたの成功の扉を開ける鍵となる!』ことを伝えた。