経営が安定しない飲食店経営者の方へ
Blogを書いた。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
本日のテーマは、
ランチェスターリピート戦略成功事例_
たったひと言のメッセージで
一回きりのお客さまをリピート客に変える方法
です。
景気の良いときもあれば、
景気の悪いときもある。
景気に左右されないお店を作るためには
常に顧客視点で考え
取り組むことが何より大切になる。
一方で、
売上げが上がらない経営者の条件は、
1.お客さまの都合や欲求や心理状態を考えない。2.お客から好かれて気に入られるには
どうしたらいいのかを考えない。3.自己中心的な考え方をしている人
以上の3つが挙げられる。
よい事例があるので紹介しよう。
大阪の税理士事務所で営業研修を担当した。
その後、懇親会会場の居酒屋へ行った。
研修担当の方が
「初めの店で、勝手がよくわからないの
ですみません」と私の前を歩きながら言った。
いつも懇親会で使っているお店に
「今日は、予約でいっぱいだから」と
断られたという。
私は「その店をよく使うのですか?」と
研修担当の方に聞いた。
彼は、「研修後は必ず懇親会に
使う店なのです。
いつも前日に連絡すれば
きまって予約をとれるのですが、
今回は連絡を忘れていました」と
苦笑いをした。
この税理士事務所の研修予定は
年間でスケジュールが決まっている。
そして研修後に必ず懇親会を
開催していることが分かった。
話が変わって、
私は、2ヶ月に一度、
歯のメンテナンスに通っている。
歯茎や歯垢を定期的に確認して
健康状態を維持している。
会計のため受付にいくと
「次回の予約は2ヶ月後ですが・・
いつにしましょうか?」と
必ず次の予約を促される。
次のメンテナンス日の予約を
決めることがルールになっている。
そうした歯医者のやり方を
大阪のある理髪店が真似た。

写真はイメージです。
レジでひと言。
「次の予約はいつにしましょうか?」
たいていのお客さまは
快く予約をしてくれるという。
競争の激しい業界ではあるが、
この理髪店はいつも人で賑わっている。
最後にお客さまへひと言を添えてみる。
「次の予約はいつにしましょうか?」
このひと言が、
一回きりのお客さまをリピート客に変える。
その結果、
お店の経営を安定させることになる。
お客さまに関心を持って考えれば、
いろいろアイディアは湧いてくる。
「来年の誕生日の日を予約しておきましょうか?
1番いいお席を取っておきますよ」
「つぎのピアノの発表会はいつですか?
ご家族でゆっくりできる個室を確保しておきますよ」
スタッフと一緒に考えると、
お店のモチベーションが高まる。
さて、
今日はここまで。
最後に
地域密着で頑張る小さなお店の社長たちへ。
お店が元気になれば地域が元気になる!
私はそんな思いを持った店主を心から応援したい!
そんな気持ちで今日もblogを書いた。
がんばれ!
編集後記
今日は大阪の平野郷を紹介しましょう。
戦国時代 環濠自治都市だった平野郷です。
有名なところでは貿易港で栄えた堺ですね。

平野郷址
NHK大河ドラマ 「黄金の日日」で
堺の町の栄枯盛衰を描いた作品がありました。

旧政所筋
平野郷は大阪市最大規模の環濠都市で
中世の時代そのままの町割りが残っています。

平野郷の石碑
杭全神社には大阪市内最古の建造物
があり、濠址も確認することができますよ。
ぶらぶらあるくだけでも
楽しめますね。
アクセス
最寄り駅は、
JR関西本線(大和路線) 平野駅
Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線 平野駅