来客数が減少している居酒屋店の店主へ
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは、
ランチェスター店舗戦略事例
明日の売上げ・利益を増やす方法
です。
先日のこと、
仕事が終わった帰り道、
雨が降っていた。
駅近くの居酒屋のドアが
開いていたので
店の中を覗いてみると、
人の座っていないテーブルが
いくつもあった。
「奥へどうぞ」と店員さんに言われた。
奥の席は、数人のサラリーマンらしき人
で賑わっている。
灰皿にいくつも吸い終わった
たばこが入っているのが見えた。
私は、たばこを吸わないので、
入り口に一番近いテーブルをさして
「あそこに座っていいですか?」と
女性の店員に尋ねた。
「もし、次のお客さまが来られたら、
2人席に移動してもらうかもしれませんけど
よろしいでしょうか?」と言われた。
「その時は言ってください。
すぐに退散します」と
私は笑って答えた。
その後、店は満席になることは
無かった。
博多の屋台
で食事をしているときのことだった。
店は満席に近い状態だった。
男女のお客がのれんを上げて入ってきた。
店主は私に「ちょっと 詰めてもらって
いいですか?これもご縁。ご縁。」と
言って男女のお客に
「このお客さんは大阪から
こられたんですって」と
私のことを紹介した。
座った男女の客は、
「博多はいいところでしょ」と
私に話しかけてきた。
私たちは地元のお城の話で意気投合した。
変わって、
私のお気に入りの居酒屋の場合、
店はいつも賑わっていて、
予約なしでお店へいくと、
店主は頭に手をやって
「佐藤さん すみませーん」と
笑顔で断わられることもしばしばある。
私が4人掛けのテーブルに二人で
食事をしていても
「移動してください」などとは
一切言わない。
落ち着いて、
ゆっくり話ができる
お店のひとつだ。
売上げを上げたい、利益を増やしたい!
経営者なら誰しもが思い願うことである。
一人でも多くのお客を席に詰めて座らせて
売上げを増やそうとするのか?
一人でも多くのお客さまに
食事を楽しんでもらい笑顔を
増やそうとするのか?

あきない道場の交流会の様子
店主の考えが、
明日の売上げに大きく
影響を与えることになる。
そんな体験だった。
編集後記
今日は長野県伊那に来ています。
伊那と言えば伊那食品。
会社の敷地内にレストランをつくり
地域の方々に開放していました。

伊那食品
採算度外視で理想のお店を
つくったようですが、
広い窓、広い駐車場
庭をみながらゆったり
食事ができる。
他にはないので、
地域の方にとても評判がよく
たくさんの人が
訪れていました。
面白いですね。