こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは、
ランチェスター戦略事例
問題解決の考え方
です。
研修の休憩時間に受講生が
「会社で感謝祭を開催するのですが
相談にのってもらえませんか?」言ってきた。
相談内容は以下のようなことだった。
6月に地域でイベントで感謝祭を
開催するにあたりうどんの屋台を
出すことになった。
スタッフは参加頂いた方に
麺を半玉にして無料で
うどんを提供すれば、
喜んでもらえるのではないか?
と言っている。
しかし社長の意見は
うどんの無料化はダメで、
有料で麺1玉で100円にして
提供した方がいいという。
うどんの麺を半玉にして無料で提供するのか?
うどんの麺を1玉にして100円で提供するのか?
意見が分かれているという。
さぁどうしたことか・・・。
相談者は、
スタッフの考えを受け入れて
あげないとやる気をなくす。
社長の考えもあるだろうが、
その考えが部下に伝わっていない。
と自分の考えを打ち明けてくれた。
問題を解決するために
そもそも何のために感謝祭をするのか?
その目的は何なのか??
そこから考えないと、
何が良いのか?
何が悪いのか?
わからなくなってしまう。
目的が「お客さまに喜んでもらうため」と
いうのであれば、うどんを無料で振る舞うと
お客さまに喜んでもらえるし、
営業担当は、お客さまとのの会話が増えるので
よい機会ができるという考え方もある。
しかし、地域貢献が目的であれば、
100円で販売してイベントの収益を
地域の団体に寄付するのも考えの1つになる。
いずれにしても、
目的次第で取り組み方が変わる。
こうした課題が出てくる背景には、
そもそもそれは何の目的で行うのか?が
はっきりしていない場合がすくなからずある。
または目的が相手にはっきりと
伝わっていないことにある。
ものごとを始めるときには、
目的を明らかにして
共有することから始める。
そうすることで、
現場から前向きな意見が集まり、
感謝祭は成功へと確実に
一歩すすむことになる。
最後にお客が増える研修のお知らせ。
興味のある方は是非ご参加ください。
編集後記
今日は大阪城を紹介しましょう。
大阪城 天守の角石
とても美しい曲線をえがいています。

天守台 美しい曲線を描いています。
しかし大阪城天守の裏側に
第二次世界大戦の被害を受けた跡が
残っています。
爆弾の破壊力に驚くばかりです。
二度と繰り返してはいけません。