働き方改革、職場環境は社長の方針で決まる!
株式会社 ヘッズの暮松社長に
完成したばかりの新社屋を
案内していただいた。

新社屋
HAEDSは洋菓子や雑貨店、
お花屋さんなどのお店で使われる包装資材や
販促ツールなどを制作し、カタログやウェブで
全国のお店に情報を届けている会社である。
オリジナリティー溢れる独自開発の商品は
顧客となる洋菓子店やお花屋さんから
高い評価を得ている。
新社屋はヘッズセカンド(HEADS SECOND)という。
社屋の外観はヨーロッパのリゾート地に
ありそうな雰囲気を持つ建物だ。
社長の仕事は未来を描くこと!
ヘッズ 暮松社長はあることがきっかけで
社是をつくった。
社是とは、
会社の方針をわかりやすく
表現したことばである。
ヘッズの社是は「幸せ制作会社」だ。
Webには、
『私たちの目的は「社員の幸せ」
「お客様の幸せ」「協力会社様の幸せ」
と世の中の幸せを作って行く事です。』
と記されている。
ヘッズでは社是の実現へむけて
さまざまな取組が行われている。
HEADS Dining
社員がコンビニで買った
お弁当を食べている。
それで健康を維持することができるのか?
暮松社長は考えた。
採れた新鮮で安全な食材と、
手間暇惜しまない手作り料理を
スタッフに食べさせたい!
そんなことから
社員食堂、ヘッズダイニングをつくった。
スタッフからも大人気で、
「ヘッズダイニングで
毎日おいしいご飯が食べられて
とっても幸せです。
友人にもよく自慢します。」という声が出ている。

社員食堂
ヘッズダイニングは1日数時間だけの
営業となっている。
以前、喫茶店だった。
お店が廃業したのを聞いて、
うちで活用できないかと考えたのが
きっかけでもあった。
社員に大人気のヘッズダイニング。
今日もランチタイムは笑顔でいっぱいになる。
HEADS感謝祭
たとえば、年末に行われるHEADS感謝祭では、
創業当時に協力いただいた印刷会社の社長や
樹脂工場の社長を招き
「これまでずっと私たちのために
ご協力いただきありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。」と
暮松社長自ら感謝の気持ちを伝え、
感謝状を手渡している。

感謝祭の様子
私も招待をしていただき、
何度も感動を共有させていただいた。

2017年感謝祭
創業当時の協力会社とは
今もなお、より良い関係で
取引が行われている。
HEADSの社是は
まさに本物だ。
お客さま支援に取り組む
東京商工リサーチで
2017年飲食業の倒産状況の
データが発表さた。
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2017年(1-12月)の「飲食業」の倒産は
前年より約2割増になり、
3年ぶりに750件を上回った。
全体では負債1億円未満の
小・零細規模が88.7%、全体の9割を占めた。
原因別では、1位が販売不振で全体の8割である。
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倒産状況のデータを確認してみると
小さなお店にとって、人手不足による
人件費の負担や資材高騰によるコスト高なども
大きな要因として取り上げられていた。

繁盛店の法則
そこで暮松社長は考えた。
私たちのお客さまがより元気になるために
どうすればいいのか!
そうしたことから企画されたのが
繁盛店の法則である。
繁盛店のノウハウをまとめ
冊子にして、カタログを送付している
お客さまへ無料プレゼントしているのである。
徹底した顧客支援である。
HEADSセカンド
HEADSの役割は、
クオリティーの高い包装資材や
デザイン性の高いラッピング用品を
お客さまへお届けすることである」と暮松社長は
言う。
そこで新たに創られたのがHEADSセカンド。
新社屋は創造瀬溢れるものである。

ヘッズセカンド
一階はお客さまの店舗をイメージした
ショールームである。

ショールーム
新商品はギフトショーなど様々な展示会へ
出展し公開していた。

ヘッズ ショールーム
しかしお客さまが常に展示会に
こらるわけでもない。
・手にとって商品を確認したい!
・ラッピング用品をたくさん紹介してほしい!
・包装資材のことや、お店のことで相談したい!
そうしたお客さまの要望に応えるため
新社屋にショールームが創られた。

HEADS 階段にはスタッフのメッセージが記されている
2階から上の階は、オフィスになっている。
ここにも社是が徹底されている。
社員の働く環境を整えることで
より創造性が高まっていく。
そしてまた新たな魅力ある包装資材・
ラッピング商品が作られていく。

ヘッズセカンド お昼寝ルーム

ミーティングスペース

パウダールーム
社長に施設を案内いただき
本気で幸せ制作を行っていると感じた。

HEADS 休憩室
社長の熱い思いと本気の行動は、
私はもちろんのこと
スタッフや協力会社、関わるすべての
方々に伝わっていく。
社長に明確な方針と
それに伴う行動が
何より大切なことなのだ。
社長の方針で、会社の未来が決まる。
どんな会社にしたいのか?未来を描く!
経営者はならばより良い未来を思い描いて
経営に取組たいものである。