1位づくり戦略 NNAの藤原です。
奈良県橿原市にある重要伝統的建造物保存地区「今井町」へ行ってきました。
一向宗の布教拠点として建てられた称念寺を中心とする寺内町。
周辺に堀を巡らし、土塁を設けた「環濠集落」で、東町、西町、南町、北町、新町、今町の6町が成立。
かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄したそうです。
飛鳥川に架かる蘇武橋を渡ると、もう今井町です。
この蘇武橋は聖徳太子が渡った橋なのだそうです。
蘇武橋を渡ると、巨樹のエノキが迎えてくれました。
高さは14m、樹齢は420年と云われます。
すぐに聖徳太子が馬に水を飲ませてあげたという、蘇武之井という井戸がありました。
最初に、今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」へ行きました。
ここの見学料は無料でした。
今井寺内町の歴史を知ることのできるビデオや当時の集落を詳細に復元した模型、古絵図などがありました。
係りの方が、とても丁寧に、そして楽しそうに案内してくださいました。
資料を片手に街並みを散策
伝統的建造物が立ち並び、まるで江戸時代に迷い込んだようでした。
大部分は実際に住居としても使用されていて、その街並みを住民の皆さんが大切に守っておられるのを感じました。
今井町は、近鉄八木西口駅から徒歩3分。
近隣の駐車場に車を停めましたが、なんと、1日500円でした。