ストーリーチラシをつかった介護事業所の成功事例
ノーベル賞受賞後の晩餐会で振る舞われた日本の酒がある。灘の酒、福寿という。。
その蔵元で研修講師を担当した。(2017年7月9日日曜日 曇りのち雨)

特別サポーターの児玉さんとNNAの藤原さん
テーマは「あなたのところから買いたいと言われるストーリーチラシの作り方」である。
介護事業所の事例を使い、少ない枚数で集客効果を高めるためのポイントを紹介した。
競争激しい介護業界
介護事業所は競合ライバルが増え激しい競争の状態となっている。
小さな介護事業所の倒産・廃業率が高くなっている。
どの業界でも同様で社長が経営の原理原則を理解し取り組まなければ
会社は良くならない。
そこであるデイサービス(通所介護)事業所で「ストーリーチラシを活用し
少ない費用で契約数を増やした事例」を紹介した。

介護事業所で大成功したストーリーチラシの事例
ランチェスター戦略×ストーリーチラシ
その取り組み方は
1)ランチェスター弱者必勝の地域戦略
2)共感を得るFUVSの法則
3)ストーリーチラシの共感テーマの作りかた
4)ランチェスター弱者の販売戦略 5回面談の法則
以上の4つを段階的にチラシづくりに組み込むのである。
従来のやり方とは違った方法で試してみる
ストーリーは憶えてもらいやすい。
記憶に長くのこる。
ストーリーチラシの目的は自分のことを知ってもらうことである。
研修が終わり懇親会の席でとなりに座った介護事業所の女性経営者が
「先生に観てもらいたいと思ってチラシを持ってきました」とクリアファイルから
1枚の用紙を出した。

神戸の酒心館 さかばやし
私はチラシを手にとり確認した。
「ストーリーが良く出来ている!反響よかったのではないですか?」と訊ねた。
戦略の実行を推進するチカラとは!
介護事業所の女性経営者は
「近隣300件のポスティングで数十組の方から連絡がありました」と
反響を嬉しそうに話してくれた。
つづいて「太鼓判を押してもらった感じです。良かったぁ。安心しました。
これからも自信をもって頑張ります」と笑った。
自分で考えたものが正しいのかどうか?
今後もこのやり方を続けていていいのかどうか?
迷っていたという。

懇親会では気軽に相談をしてきてほしい。
経営者は孤独である。
自分の考えや行動が正しいのかどうか不安になることが多々ある。
そんなときに「大丈夫 良く出来ている」と第三者にジャッジしてもらえると
やってきたことに自信をもつことができるし、行動に推進力がうまれる。
小さな会社の経営者が戦略を考え実行するときの推進力の役割を
私が担っていきたいと強く感じた。