家を建てたお客さまは安心して暮らしていますか?
こんにちは!
地元密着型リフォーム業界の儲かる仕組と
ツールづくりが得意なコンサルタント
佐藤 元相(もとし)です。
研修を終えた後、地場密着の工務店経営者の
谷さんと名刺交換をしました。
そのとき
先代から事業を受け継ぎ
10年になりますがOBのお客さまとの
コミュニケーションについて、
どうしたらいいのかと悩んでいました。
今日の研修でやるべきことが分かりました
と研修の感想を頂きました。
数日後、谷さんからはがきが届きました。
「佐藤先生のセミナーは非常にわかりやすく、
早速行動に移したいと思う内容でした。
引き続きOBのお客さまにご挨拶の手紙を
出していきます」と青いペンで
手書きのメッセージが書かれていました。
研修では、「リピート受注やお客さまからの
紹介を増やすために、はがきを使った仕組みを
作りましょう」、「顧客との良好な
コミュミニケーションを図りましょう」と
事例を交えて伝えました。
販売力は販売する側の態度や対応の
満足度×商品の品質や性能の
満足度できまります。
満足度はかけ算ですから、
両者とも一定水準を上回る必要があります。
一昨年のことです。
新築を建てた方1000人に「心のこもった
お手紙が一年に一度、届きますか?」と
アンケートをしたら、「もらった」と
回答した人はたったの3%以下でした。
一定水準を上回るどころか、
ほぼ何もしていないに等しい状況でした。
また、家を建てるときには、
「お客さまを守る」とか「暮らしを支える」と
言いながら、現状は放置していることが
明らかになりました。
残念なことですが、仕事に対する使命感の
無さを感じました。
売上本位の経営だと、どうしても新規開拓に
意識も行動も向かいがちです。
故にこうした状況を招きかねないと思いました。
なにかあったらどうなるのか?
「不安です」
これは、顧客の声です。
こうした関係で、お客さまが大切な人を
「紹介しますね」という行動にでることは
ありません。
経営でお金と労力と時間を多く要するのは、
新しいお客さまをつくることです。
ですから、お客さまからの紹介が増えると
経営は楽になるのです。
競争条件が不利な工務店は、
お客さま対応のレベルを高めることを
優先に取り組んで行きましょう。
アフターフォローが何より大事です。
さぁアフターコロナに備えて、
今すぐ顧客対応の総点検をしましょう!
OB施主さまとの接点をスタッフと共に
リストアップしてみるといいですよ。
家を建てた後のお客さまを不安にさていた
要因や気づきがあるものです。
そして「お客さまに安心していただくために
何ができるのか?」を考えて行動してみて
ください。
紹介を増やし安定的な受注を獲得するヒントが
ここにあると強く感じています。
追伸、谷さんからメールが届きました。
「こんにちは! 嘘のようなホントの話で、
早速、OBのお客さまからご連絡がありました。
娘さんご夫婦の新居を予定しているから来週、
来てもらえますか?だそうです。嬉しいです!
ありがとうございます。」
メールを見て自分のことのように
嬉しく思いました。