わしらは誇りをもって仕事をやりたい!と職人が言った。
父と娘、たった二人の建築設計会社の事業計画発表会
こんにちは!
地元密着型リフォーム業界の儲かる仕組と
ツールづくりが得意なコンサルタント、
佐藤 元相(もとし)です。
地域密着で古民家専門 設計・施工を行う
さぬき市の有限会社 谷野設計の
事業発展計画発表会に参加しました。
創業35年ではじめての事業計画発表会です。

父と娘、たった二人の建築設計会社の事業計画発表会
冒頭のあいさつで谷野社長は、
バブル崩壊、リーマンショック、
不況の波が押し寄せるたびに
業績不振へ陥りました。何をどうすればいいのか分かりませんでした。
ただ技術には自信があったので、
より技術を磨き、
専門知識を高めれば、
受注は増えると思っていましたが
幻想でした。
とこれまでを振り返りを話しました。
業績が安定したきっかけは古民家専門へと
事業を専門特化したことでした。
「古民家愛」×「職人の技術力」×「設計力」と
専門特化する根拠を明確に掲げました。
古民家愛のひとつ、娘の友香さんの
担当しているBlog
「さぬき市一級建築士の寺社探訪記」は、
古民家を中心に構造や素材、
暮らしの文化をまとめた内容で、
根強いファンが全国に広がっています。
blogを配信していくうちに、
友香さんの専門性は
より高まっていきました。
谷野設計は3年前に古民家専門を打ち出し、
地域No.1を目指して活動をしてきました。
古民家や寺院構造物の専門性を高め、
実績を積み上げてきました。
自社の強みを明確にすること。
自社の得意な分野で1番を目指すことが
弱者の戦略です。
同社の業績を支えてきたのが、
熟練職人集団です。
棟梁を筆頭にワンチームとなり
数々の建築構造物を手掛けてきました。
同社の設計と施工技術は地元でも
トップクラスの品質だと評価されています。
大工棟梁の前田さんは、
わしらは、
自分の技術や知識や経験を
活かした仕事をしたい!
とずっと思っている。作業員と職人は違う!
わしらには職人の誇りがある。
その誇りを活かしてくれるのが
谷野さんところの仕事や
と力強く言いました。
大工棟梁の前田さんを筆頭に、
地元畳職人や施工職人などの
職人衆が結束しています。
古民家や寺院の仕事が
楽しくて仕方がない。
明日の現場のことを考えると
夜も眠れんのや。
最近、谷野設計の客層が変わった。
やりがいのある現場が続いている
と笑顔で話す職人さんたち。
そんな仲間の前で、
友香さんが自らの体験を元にした
願望(想いと未来の姿)を発表しました。
友香さんは、精一杯に想い語り、
私たちは見守りました。
話し終わると、職人さんたち仲間からの
拍手が止まりませんでした。
事業計画発表会開催のメリットは3つ
1.仲間と方針を共有ができること
2.方針に基づき対話ができること
3.仲間との信頼が高まること
「チームたにの」は、苦境を跳ね飛ばす
環境が整い、大きなチャンスで満ちています。