紹介客の多い工務店が実行していること
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタントの
佐藤 元相(もとし)です。
業績がよくないときは、
経営のやり方がどこか間違っています。
赤字は、商売がうまくいっていない
最も有力な証拠です。
赤字の会社を調査すると、
能動的な働きかけをしておらず、
ただひたすらお客さまが来るのをずっと待つ
「待ちの営業」のスタイルの会社が
少なからず存在します。
また、キャンペーンやチラシ、
Webで集客する方法も、他社と同じような
発想で作られていることが多いのが現状です。
他社と同じやり方をしては
競争力のある会社が常に有利になります。
そこで差別化が必要となるのです!
競争条件の不利な工務店は、
競争条件の有利なライバル会社と
差別化しなければなりません。
お金をかけず、人を増やさず、
現状で差別化できることを考えるのです。
ではどうすればいいのか?
競争条件の不利な工務店が取り組む
1番目の差別化は「顧客対応」です。
お客さまに親切な対応で1番を目指す!
たとえば、こんなことがありました。
数年前に大分で研修をしていました。
参加者のある工務店の社長は、
移動の途中に道の駅で地域特産の醤油を
買い物かごにいくつも入れていました。
私が
「そんなに買ってどうするの?」
と聞くと
「お世話になっている
お客さんへのご挨拶に」
と社長は言いました。
翌日には、
「お客さまのおかげで
勉強させて頂けています。
ありがとうございます。」
と言ってお土産をお客さまへ届けに回ったといいます。
社長は、相手の方が
負担に感じない程度の金額と、
毎日、使ってもらえて、
喜んでもらえるモノを選んでいました。
お客さまの気持ちに配慮した取り組みは
とても評判がよく地域のお客さまから
信頼を集めています。
お客さまに感謝の気持ちを表す。
感謝の気持ちを伝えることは、
たくさんのお金を必要としないし、
学歴も、年齢も関係ありません。
また、心のこもった精神的サービスをしても
特別に費用がかかるわけではないので、
利益を圧迫することもない。
小さな工務店こそ、OB顧客の対応で
地域1番を目指す仕組みが必要です。
今のお客さまに、
ライバル会社よりも親切にして、
忘れられない仕組みを作る。