小さな工務店の地元メディアの活用法
こんにちは!
1位づくりコンサルタントの佐藤 元相です。
私は明石城が大好きです。
ずっと前から明石城の三層櫓は
日本一美しいと想っています。
しかし・・
お隣の姫路城と比べると観光客は少なく、
明石城の価値から比べると
認知度は低いように感じています。
その明石城は、2019年に築城
400年の節目を迎え、
明石市も記念イベント開催へ向けて、
熱心にPR活動を始めました。
PR活動でユニークなのが
「のぼり旗」でした。
明石駅前のお堀にいくつもの
「のぼり旗」が並んでいます。

「四〇〇年前、ここに宮本武蔵はいた。」

「天守閣はない。ロマンはある。」

「別名、喜春城。桜百選の春を喜ぶお城です。」

「実は、姫路城より広い。」上から見るとですけど。(小さく書いてある)

「天守閣のない、不戦の城。震災を乗り越えた、復興の城でもある。」

「築城当時の未知が街並みに生きている。歩いて、江戸時代を巡りませんか。」
明石城の強み・価値がわかりやすく、
短い言葉で表現されています。
先日、地元で美容室を経営している方が
「先生、のぼり旗を観ましたか?
面白いでしょ」
と私に尋ねるほど地元の人にも
良い印象を与えているようでした。
そこでふと思いました。
工務店の「のぼり旗」です。
よくあるのが・・・
「住まいのリフォーム ○○工務店」
「安心・安全のために
耐震補強 ○○工務店」
「完成見学会 ○○工務店」
これではどこも同じです。
差別化できていません。
たとえば、経歴や家づくりに対する思いを
記してみたらどうなるでしょう。
「地元○○中学校出身の
45歳の熟練大工が造っています。」
「家を造っているのではなく、
家族の未来を創っているのです」
前者は地元の人が造っているという
安心感が伝わり、
また後者は会社の家づくりに対する想いを
感じてもらえるかもしれません。
地元メディア「のぼり旗」をつかった
工務店のPR活動。
自社独自の価値や想いを
「のぼり旗」発信してみる。
お客さまから地域で一番に選ばれる
工務店へ一歩前進できるきっかけに
なるかもしれませんね。