1日30分の「手軽で効果的な投資」、今こそお始めください。
今年の初め、語学学習の教材販売のダイレクトメールが届いた。
教材は、多くの科学分野で研究したもので1日30分で確実に英語を身につけることが出来るメソッド。
30分なら「すきま時間」でまかなえる気軽さ。
生活リズムは崩さなくていい利便性。
少ない労力と短時間で確かな語学力が身につく。
一生の財産だという。
確かに。
1日30分なら継続できそうな気がする。
そこで始めた。1日30分の学習投資。

1日30分 朝日新聞のコラム 天声人語を書き写す。
文章力を身につけるため何か良い方法はないかと思って探していたとき、あるベストセラー作家が『学生時代に天声人語を書き写していた』ということを知った。
朝。30分。
天声人語の書き写しなら30分程度でできそうだ。
早速、ノートを買って始めてみた。
ただ、コラムを書き写しするだけなのだが、
これが面白くてハマっていった。
時事ネタをストーリーで学習できること。
ほとんど書いたことのない漢字を手で書くことで見つける意外な発見。
「しょうぎはこういう漢字だったんだ」とその語源まで調べてみりして、探究心がフツフツと湧き出てくること。
また、万年筆で文字を書くことが新鮮で楽しいことなどもある。
英会話の教材販売のダイレクトメールがきっかけで始めた天声人語の書き写し。
おかしなきっかけだったけれど。
継続できている。
その理由は、1日30分の気軽さと、違う視点の考えや情報を知ることの喜び、そして書くことの楽しさだろう。
探究心に火がついた。