本日のテーマは
「ベトナム・ホーチミン
日系中小企業から多様性時代の
経営戦略を学ぶ重要性について」
です。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相(もとし)です。
あきない海外道場ベトナム2019
2013年の秋にあきない海外道場は、
上海からマレーシア、タイ、ベトナムと
今回で6回目の視察研修となりました。
まず、あきない海外道場研修の狙いは、
ランチェスター戦略を学び、経営戦略の
共通言語を持った仲間とともに、喜び合い、
活かし合う豊かな世界を実現していく!
これが一番です。
11月23日土曜日
午前10時30分関西国際空港から出発し、
約6時間後の14時20分にホーチミン空港
に到着しました。
連休も重なり、
関西国際空港は大賑わいでした。
ホーチミン視察訪問団、
あきない道場の戦略社長です。
・東京エリアを中心に活動している
工務店専門のWebコンサルティング会社
e売しくみ研究所 山本社長
・産業用専門太陽光発電・施工
メンテナンス会社
ヒロトモエナジー 広田社長
・創業100年ユニバーサルジョイント
特定分野占有率1位の産業用機械部品
製作会社 三好キカイ 三好社長
先日アップしたブログ
(100年老舗町工場が目指すワンチーム)
・産業用設備の部品製作とメンテナンス会社
茂呂製作所 井上さん
経営者と社員の私達を含め9名です。
コーディーネーターは
茂呂製作所代表の茂呂社長に
お願いしました。
茂呂社長とは、2年前タイに訪れたとき、
ジェトロさまのご紹介で茂呂製作所を
視察する機会をいただいたのを
キッカケに現在も交流を深めています。
そのときの様子はこちらに記しています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
あきない海外道場タイ2017のレポート
なぜ?
あきない海外道場は、
マレーシアやタイ、ベトナムと
ASEAN諸国を探訪するのか!
その理由は、ASEAN諸国の経済発展や
産業の高度化は日本にとても大きな影響を
与えると考えているからです。
先日、とある建設会社の全国大会で
基調講演に招かれました。
挨拶で企業幹部の方が
「激減する現場職人不足を補うため
ミャンマーを中心に採用を強化する」と
話していました。
じっさいに統計を調べてみると、
過去5年間の
生産年齢人口(15歳から64歳)の推移は
日本人の413万人減に対し、
外国人は58万人増加しています。
その多くがASEAN諸国からの若者です。
やがて彼らの中から
日本で暮らす人たちがでてきます。
結婚もする。
永住して子どもを産み、育てる。
長期的な視点で考えると、ASEAN諸国と
日本の関係はビジネスだけではなく、
より深い関係となり、ともに発展していく
のだと考えています。
相互の関係はより深まり、
日本は猛スピードで
多様性の高い国へ変わっていく!
違う国で生まれ、違う環境で育ち、
人種や国籍、言語、宗教、文化、民族の
違う人たちとともに暮らし、
職場をともにして未来をつくっていく
ことになるでしょう。
しかし!未来は当たり前が通じない
私の感じている多様性とは、
食事をするとき、箸をつかう。
「それってみんな当たり前のことでしょ」
が当たり前でないということです。
私たちはほぼみんな箸をつかって食事を
していますが、世界で箸をつかい食事を
する箸食文化は、30%程度です。
手で食事をする
手食文化は40%もあるのです。
(ウキペディアより)
民族の違いや文化の違いなど多様性を
受け入れて生産性を高め、
会社で働く人たちをより幸せにする
責任を私たちは担っています。
民族の違いや多様性を受け入れ、
日本の技術やモノの考え方を取り入れ、
みんなが良くなるような仕組みが
ASEAN諸国にはいくつもあるのです。
日本人が日本で育った人たちと
当たり前を前提にした仕事のやり方とは
全く違う環境でモノをつくり、
成功を収めているのです。
いままでの考え方や働き方も変わっていく。
私たちの未来を映し出しているのが、
ASEANでがっちり元気な
日系中小企業なのだと想っています。
学ばない手はありません。
気になる次回は!
今回、ホーチミンのある日系の中小企業の
経営者は「この職場では、男も女も、
民族や宗教の違いも全く仕事に関係は
ありません。
みんな平等にチャンスが与えられ、
やりがいをもって働いてもらえるように
環境づくりをしています」と生産性を
高めるための取り組みを話してくれました。
私たちの当たり前が当たり前でなくなる。
職場で働くひとたちの多様性を受け入れ、
活かすことで中小企業はより発展すると
私は信じています。
だから今、
ASEANの企業を探訪しているのです。
日本を離れて日本の未来を観る!
今回は、1回目のレポートです。
私の体験や気づきを何度かに分けて、
書きすすめたいと想っています。
次回は、ASEAN諸国のハブを目指す
がっちり元気な日系中小企業の取り組みを
体験レポートにしてお届けします。
ASEANとは
東南アジア地域の国々が
加盟する地域協力機構のことをいいます。
東南アジア諸国連合
(Association of
SouthEast Asian Nations)
インドネシア、マレーシア、フィリピン、
シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、
ラオス、ミャンマー及びカンボジアの
10カ国で成されています。
また、うちの永野がベトナム体験記を
ブログに書いています。
こちらも是非どうぞ。
面白いです。
さぁ今日はここまで!
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。