今日のテーマは
データで見るサモア戦。
予想外の試合展開と
なった理由と経営原則!です
ラグビー・ワールドカップ2019
日本はサモアと
1次リーグ第3戦で対戦し
38-19と快勝しました。
こんにちは
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
テレビで観戦していて
ノーサイドの笛が鳴ったときの感動は、
いまでも心に残っています。
高い目標を掲げて、
地道な努力を重ねてきたチームが、
最後には勝利を勝ち取る。
こんな素晴らしいことはありません。
しかし、努力だけで
成果を上げることはできません。
成果を上げるためには、
どのようなことに取り組めば、
効果を上げることができるのかを、
数値として把握することが必要です。
先日、新聞に興味深い記事を見つけました。
————–日本経済新聞10月9日
試合中にボールが
動いていた時間を示すボールインプレー。
40分以上という日本の目標を、
サモア戦は31分42秒と大幅に下回った。
ロシア戦の40分37秒、
アイルランド戦の38分47秒よりも短い。
1分強を費やすPGが両軍合わせて
10度もあったことが影響した。
スローな試合展開は
サモアの体力を後半半ばまで
温存させることになった。
ボールインプレーは40分以上!が目標
つまり、80分間の試合を
より有利に進めるためには、
縦横無尽の走り回り、ボールを動かし、
相手の動きを止めないことが、
日本代表の勝利への
方程式だということである。
狙いは相手の後半の動きを止める!
それには、
80分間走り続ける体力が必要です。
日本代表は
世界一だと言われる練習量を超えて、
4年前に世界を驚かせた持久力は
今も更新し続けている。
ボールインプレーと経営原則
経営も同じ。
業績を良くするためには
目標と地道な努力は不可欠なものです。
しかしそれだけでは
成果を上がることはできません。
成果を上げるためには、
どのようなことに取り組めば、
効果を上げることができるのかを、
数値として把握することが必要です。
小さな会社の経営者は数値化することの
重要性は知っていますが、
「何を数値化すればいいのか?」
を理解している人は多くありません。
ランチェスター経営の竹田陽一先生は
「営業の生産性は時間配分で決まる」と
経営原則を伝えています。
時間配分を営業の仕事で大きく分けると
次の3つの活動で表すことが出来るます。
3つの時間の配分で業績が決まります。
移動時間・社内業務時間・
コミュニケーション時間
一番効果の高い仕事時間は
お客さまづくりに直結する
コミュニケーション時間です。
たとえば、
今日は、何人の顧客と
面談できたのか?今日は、心のこもった手書きの
お礼ハガキを何人の顧客へ送ったのか?今月は、顧客の要望を聞くために
どれほどの時間を費やしたのか?顧客活動の時間を数値化することです。
コミュニケーション量と業績とは
相関関係が成立しています。
顧客とのコミュニケーションの
時間が増えれば、
業績が良くなることを知れば、
安易に無視することはできません。
日本代表は勝利するために
ボールインプレーを40分以上と
目標を定めました。
あなたの会社では顧客との
コミュニケーション時間の目標を
数値化していますか?
さぁ今日はここまで!
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。
最後に、
「小さな会社☆採用のルール」出版記念セミナー開催が
決まりました。
11月15日 東京/ 12月11日 大阪/ 12月18日 名古屋
ご興味のある方は是非この機会にご参加ください。
読者のあなたと出会えることを楽しみにしています。