人の行動を考えて予測する
研修で松本のホテル。
朝5時に起きて9階にある大浴場へ向かった。
早い時間なので風呂は空いているだろうと思っていた。
男子と書いた青い暖簾をくぐるとたくさんのスリッパが並んでいた。
意外だったので「オッ!」と思わず声が出た。
風呂を出た時に混んでいたら嫌なので空いているロッカーを選んで服を入れることにした。
ここは天然温泉の大浴場があるので出張族には人気のホテルだ。
温泉に浸かりながら時計を見た。
7時4分の「特急しなの」に乗って大阪へ向かわなくてはならない。
6時半からレストランがオープンする。
時間をさかのぼって行動を計画する。
風呂に浸かっている人たちは、私のように出張で松本に来ているような人たちか。風呂に入ってはさっと出て行く。
私も同じ時間のパターンで動いている。
レストランへいくと風呂で見かけた人たちが食事をしていた。
特急列車しなのの発車時間 レストランのオープンする時間。
列車の時間、仕事の時間に合わせて、人は動いている。
人の行動は予測可能
営業戦略 マーケティング を考える時、時間や場所、客層を細分化することでより仮説の精度は高まっていく。
「人の行動を予測して考える」
そう言えば、
昨日、研修を終えて居酒屋へ向かった。
研修会場の近隣の居酒屋で、午後5時過ぎにオープンしているのはこの店だけだった。
店長は「初めてのお客さまですよね。なぜ当店を選んでくれたのですか?」と店に入ると尋ねてきたので「5時から空いている居酒屋はココしかなかったんですよ」と幹事が応えた。

松本 大人のてっぺんにて
店主は「ありがとうございます」と言って幹事が応えた理由をのみ込み頷いた。