今日のテーマは
ランチェスター戦略
一人のお客が
喜ぶことに専念すると
生産性は高くなる!
です。
こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
屋久島の縄文杉を観る
ツアーに申し込みました。
縄文杉ツアーに最適で、
よりフィット感のある
トレッキングシューズを探しに
モンベル 天王寺店へいってきました。
トレッキングコーナーは2階の奥にあり、
男性店員の方に声をかけました。
白髪混じりで日焼けした肌
が印象的な方でした。
屋久島の縄文杉を
はじめて観に行くことを伝えると、
店員の方は何度か屋久杉を
観に行ったことがあるようで
「ゴロゴロした石がたくさんあるから
歩幅を狭くして踏みつけるようにして
歩くといいですよ」と、
道中のことを大きく体を動かしながら
楽しそうに話してくれました。
「この人は山登りが好きなんだなぁ」
と感じました。
靴選びで、私は足の甲が低く、
親指の爪が少し上向きになっていることや
右と左の足で大きさが
1センチ近く差異があることを相談をすると
しっかり話を聞いてくれて、
サイズ選びについての考え方や歩き方を
丁寧に教えてくれました。
時間をかけて
対応してくれるのは嬉しいけれど
「これって生産性、悪くないか?」と
社長の立場から
少し心配になるくらいでした。
そんなことは全く気にならないらしく、
長い時間歩くので靴下選びが大事なことや
靴の履き方、紐の括り方まで
とてもきめ細かく指導してくれました。
それから数日が経った時のことです。
友人が
「屋久島へ行くので
どんなモノを準備したらいいのか?」
と尋ねてきたので
「それはmont-bellで相談してみたらええよ」
と天王寺店と
店員さんの名前を伝えておきました。
・目指すべき販売活動とは!
携帯電話会社のように
「今日だけですよ」
「今決めてください」
「お客さんラッキーですよ」
「キャンペーンは今日で終わりなんですよ」
など
「売り込む」「お客を引き止める」
やたらと美味しいキーワードをつらつらと
並べられたら
信じられなくなってしまいます。
mont-bellは大々的なキャンペーンや
CMを行う会社ではありません。
この店は売り込むことをしない。
お客さまと仲良くなることや、
山登りの楽しさや安全性を伝えることに
接客の重点を置いていると感じました。
コミュニケーションと信頼性と
専門性の高いことがこの店の強みだと
思いました。
1.対話力 Communication
2.信頼性 Honesty
3.専門性 Speciality
この3つの要点が高度なサービスとなり
他店との差別化に繋がっているのでしょう。
友だちにも紹介したくなる店づくりの
あり方なのかもしれませんね。
ランチェスター戦略の販売対策では
お客を増やすために無理な販売活動はせず、
お客さまに親切にしたり、
お役にたつことを実行するなど
「お客が期待していること以上の何かを」
実行することが大事だといいます。
「一人ひとりのお客さまに
喜んでいただくことで、
お客さまがお客さまを連れてきてくれる」
競争条件の不利な会社は
現有人員で実行できる顧客対応のレベルを
高めることを優先すると
特別経費を掛けずにお客さまを増やすことが
できるのです。
屋久島へ行く日が待ち遠しい。
さぁ今日はここまで!
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。