こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター戦略事例_「南森町で人気パン屋の差別化戦略!」です。
買いそびれて困った
先日、出張へ出るとき、
手土産を買いそびれ
朝の8時、オフィスの近隣を
探しました。
ケーキ屋さんや和菓子屋さんは、
10時30分開店となっていました。
朝の早い時間に、
手土産に使えるモノを
取り扱っているお店は意外に
ないのですね。
客層の絞り込み
ところが、その困ったことが
解決した体験をしました。
先日、南森町駅チカクに
ベーカリーショップが
オープンしました。
スタイリッシュなお店だったので
手土産に持っていけるような
モノがないかと思い
店内に調査をすることにしました。
店は、朝8時オープンで夜8時クローズ
カウンター席もありイートインできる
スタイルになっており、
店内はたくさんの人で
にぎわっていました。
陳列棚を見ると、
焼き立てのクリームパン
や冷凍のチョココロネなど
お土産に持っていくと
「よろこばれるだろうなぁ」と
思う商品がたくさんありました。
いくつか買って会社に持ち帰り
「手土産にこんなのどうかな?、
もらった相手はうれしいかな?、
失礼ではないかな?」と
スタッフから意見を聞くと
「うちのお客さまなら、
きっと喜んでくれますよ」
「社長のキャラクターだったら、
なんでんでもOK」(なんだそれは?)
「おしゃれでいいじゃないですか!」と
とても良い印象を得ることができました。
差別化戦略
私のオフィスはビジネス街にありますが、
朝、8時に手土産に使える商品を購入できる
お店はここだけ。
これ以降、私と同じようなお客が
レジ待ちで並んでいるのを
幾度も見ました。
ランチェスター弱者必勝の戦略では
差別化はライバルに勝つための
重要な考え方だといわれます。
しかし差別化戦略を具体的に
応用展開している経営者は
多くはありません。
時間×用途の差別化
南森町界隈で朝8時に
お土産を買えるお店はありません。
また、手土産にもっていける商品を取り扱っている
ベーカリーショップもほぼありません。
私たちが知らないだけなのかもしれませんが、
ネット検索しても探しきれませんでした。
南森町交差点にある
ベーカリーショップは
焼き立てパンでおいしいことは
もちろんですが、
時間設定と用途を差別化した
戦略的なお店だと感じました。
朝一番、出張に出かけるときの
お土産選びで使えるお店の
ナンバーワン!
さぁ今日はここまで。
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。
この記事を書いた人

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1962年 大阪生まれ。1位づくり戦略コンサルタント。
1300社以上の指導実績をもつ。「下請け脱却戦略」をはじめ多彩なテーマで年間200回以上のセミナーを行っている。自ら主催する経営塾「あきない実践道場」には全国から経営者が集い、多くの成功事例を生み出している。