ランチェスター1位づくり戦略NNAの永野です。
年に一度のあきない海外研修で、
タイ・バンコクへ行ってきました。
バンコクは昨年に続き2回目。
定点観測で視察を受け入れてくださったのは、
山梨に本社をおく茂呂製作所 茂呂哲也社長。
茂呂製作所のタイ法人は、
産業用機械の修理に特化し、メンテナンスサービスを
行う会社です。
今回うかがうと
タイ法人は既に信頼のおけるタイ人に事業承継し
現在、茂呂社長は日本で培った技術をタイの若者に教える
学校「メンテマン」で人材教育に特化しておられました。
この学校は、メンテナンス技術だけでなく、
日本語やマナーも指導しています。
茂呂社長は、おっしゃいました。
タイでは、インターンシップで学ばせて欲しい!と
大学生自ら会社に電話がかかってくるんです。
それも圧倒的に女性が多いんです。
と話しながら、インターンシップ生を紹介してくれました。
彼の名前はDEO君。
DEO君が、
自己紹介とともに、私の夢は日本でエンジニアになることです!
と、話してくれました。
決して上手とは言えない日本語でしたが、
目をキラキラ輝かせて一生懸命に話してくれたのが
とても印象的でした。
私は、こういう夢があってやる気のある若者に
チャンスを与えてあげたいと思っています。
タイには、かつて若い頃の私がそうだったように
自分がしたい職にありつけない若者がたくさんいます。
その中には、チャンスはないけど、センスはある若者も
たくさんいます。
メンテマンの育成が、タイ王国の技術の底上げにつながると考えているからです。
今後は、タイのみならず、ミャンマーやベトナムにも
このような学校を設立し、ものづくり大国日本の技術を若い人に伝えていきたいです!
と願望を強く語ってくださった茂呂社長。
1年前に視察させていただ時より、
はるかに進化されている茂呂社長のお話を聞いて
自分はどうなんだ?とこの1年を振り返る
良い機会を頂きました。
自分のミッションを探究し、お客さまにより良いお役立ちができるようしていきたいと思いました。
茂呂社長 たくさんの刺激と学びをありがとうございました!