こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは
ランチェスター戦略_
営業エリアを狭くする真の狙いとは・・です。
毎月第一月曜日は、
ランチェスター戦略の原理原則を学ぶ
早朝(朝活)勉強会の日です。
強い地域の作り方が利益性を高めることに
大きく影響を与えることを原則から学びました。
営業エリアを狭くする!
途中、意見共有の時間にメーカーの社長が
「うちの営業のやり方では、
地域戦略の活かし方がよく理解できない。
例えば、『営業エリアを狭くする』と言われても、
メーカーなので代理店は全国にある。
それを狭くしてしまうと、
業績が下がってしまう」と
考えを話してくれました。
この会社は大阪に本社があり、
従業員数50名ほどの規模で、
営業担当は大阪・東京を合わせて
8名で活動しています。
ある特殊用途の部品を開発・製造・販売し、
特定業界でのシェア率は40%を越えています。
現在は、ニッチな市場で1位です。
しかし特定分野で1位であっても、
業界全体の市場規模が
年々縮小してきている現状があり、
あらたな商品開発や
新規開拓などが余儀なく求められている
ところなのです。
そこで私の考えを伝えました。
営業エリアを狭くするとは・・・
1位になれる有利な場所に経営力を
投入することなのです。
新規開拓をする場合には、
同じ会社に5回、6回と訪問する
必要があります。
1回の訪問で運良く受注に至ることも
ありますが、
そうした事例は除外します。
1社訪問コストは5000円から15000円程度と
ランチェスター戦略で検証されています。
営業コストは、非常に高くついています。
エリアを広くすると、移動時間が増えて、
1回訪問して相手が不在だと、
再訪しないケースを
幾度も聴いてきました。
そこまで話すと社長は
「なるほど、つまり、
営業エリアを狭くする真の狙いは、
特定地域にお客を増やすため、
効率的に再訪回数を重ね
将来1位のエリアをつくる
重要な考え方なのですね」と自らの
考えを話してくれました。
どこの地域で市場占有率1位になるのか!
地域戦略の目標はここにある!
あきない塾 早朝勉強会
朝6時30分から8時30分までの2時間、
今朝もしっかり経営の原則を学びました。
さぁ今日はここまで!
私の経験や知識、考えが、
あなたの人生に少しでも
影響を与えることがあるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
本日も、お付き合いくださり
ありがとうございます。